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2007年12月18日

魚の目、タコ(皮膚科ミニ知識)

皆さん、魚の目とタコの違いはわかりますか?

魚の目
皮膚の内部に向かって、楔形に角質が増えたもので、歩行時などに痛みを伴います
タコ
角質が皮膚の外部に向かって、扁平に増殖したもので、通常痛みは伴いません
しかしながら、いずれも長期間、圧迫などの物理的刺激を受けた部位にできる、皮膚を守るための角質の増殖です。
icon76原因
 足にできたものの場合、靴がきつかったり、ヒールが高くて前方で体重を支えている場合や、足の形や、足の骨の形により、靴をはくとあたりやすかったりすることが多いものです。座りだこやペンダコなどもありますが、いずれも繰り返し物理的刺激が加わったのが原因です。
icon76治療
icon99タコの場合は、スピール膏などの皮膚の角質を柔らかくするテープを数日間患部に貼り、角質がやわらかくなったところで皮膚科で削ります。
icon99魚の目は芯があるので、メスで芯の部分をくりぬいたりします。
いずれにせよ、また圧迫の刺激が加わると再発するので、足の場合、靴などを見直すなどの、できないようにする工夫が必要です。
icon76注意点
足底では、これらとよく間違えられるものにウイルス性のイボがあります。
イボは放置すると増えることが多いので、よくわからない場合は皮膚科の診察を受けられてくださいね。face01
  


Posted by yoshiko at 23:16