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2008年01月29日

皮膚の花粉症

今日はそろそろシーズン到来の花粉症の皮膚バージョンについてのお話です。
 2月頃になるとの花粉が飛びだします。
そのあとを追って3月になるとヒノキの花粉が飛び始めます。
 主に鼻に症状がでるのがアレルギー性鼻炎、眼に症状がでるのがアレルギー性結膜炎ですが(総じて花粉症と呼んでいます)、皮膚にもアレルギー症状がでます
 主に顔にかゆみ、赤味、乾燥、皮向けなどの湿疹の症状がでます。特に、眼の周りに症状がでることが多く、場合によっては、まぶたが腫れることもあります。
 化粧品、毛染めなどによるかぶれなどでも同様の症状が出ますが、季節の変わり目ごとに繰り返す場合や、原因や刺激を取り除き適切な治療をしているにもかかわらず、繰り返す湿疹の場合は、ベースにアレルギーがあることがありますので、必要な場合はアレルギー検査を皮膚科などで受けられると良いでしょう。
 アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、結膜炎などの他のアレルギー疾患を持っている方に多いものですが、大人になって初めて症状がでて、アレルギー体質が関わっていることに気づいていない方もおられますので、湿疹の治りが悪い場合は早めに病院に行かれることをおすすめします。
icon76治療
外用薬(ステロイド、免疫抑制剤(プロトピック)、保湿剤、ワセリン、亜鉛化軟膏など)を症状、病態に応じて使用します。
内服(抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤など)も症状に応じて使用します。
そして、早く改善するためには、何よりも肌をこれ以上刺激しないこと、保護をしてあげることですので、適切なスキンケアが重要です。  


Posted by yoshiko at 10:52