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2008年03月22日

オバジ治療(にきび)

今日はオバジニューダームシステム(オバジCではない)の治療結果についてお話します。
1.ニキビのでき方が減ります
トレチノインの作用により皮脂分泌が減り、つまりニキビが改善します。

2.ニキビ後の色素沈着が改善します。
トレチノイン、ハイドロキノン(クリア、ブレンダー)の相乗効果によります。

3.ニキビ後の浅い陥凹変形が改善し、毛穴が引き締まります
トレチノイン、エクスフォダームなどの作用によります。

とても効果的な治療ですが、ダウンタイムがありますし、3か月ほど治療にかかります。
 また、使用法をあやまると効果が出ないばかりか、かぶれてしまうことなどもありますので、必ず、医師の指導のもとに行われることをお勧めしますface01  


Posted by yoshiko at 18:16

2008年03月19日

赤ら顔(酒さ)

酒さ 聞きなれない言葉かもしれませんが、赤ら顔と言ったらわかりやすいかもしれません。
 原因不明ですが、30歳以降の女性に多く見られ、繰り返しおこる顔面のほてり、紅斑(赤ら顔)、赤い丘疹、毛細血管の拡張といった状態を呈します。丘疹は、にきびに似ていますが、にきびではありません。肌は敏感な状態になり、かゆみを伴ったり、皮向け(落屑)がみられることがあります。ストレス、アルコール、激辛などの香辛料、不規則な生活などで悪化しやすいです。


icon76治療
 まず、この状態は慢性的によくなったり、悪くなったりを繰り返します。すっかり治ることはむしろ少なく、上手につきあっていくしかありません。
 まず、酒さかどうか皮膚科にみせらてください。
 ステロイドの外用薬はむしろ状態を悪化させますので使用しないようにしましょう。(もちろん、かぶれが合併している時はその限りではないので皮膚科の診察を受けられてください)
 ビタミンB2,B6の内服、赤い丘疹ができているときはミノマイシンなどの抗生物質の内服をします。毛細血管の拡張、赤ら顔にはダイレーザー、Vビームなどが効果的なことがあります。

icon76スキンケア低刺激のできるだけ少ない成分でできた化粧品を使用しましょう。洗顔は優しく行い、むやみに肌を刺激しないようにしてください。油性の化粧品(オイル、クリームなど)は状態を悪化させますので、使用しないようにしましょう。
生活上の注意点:ストレスをためないようにし、バランスのとれた食生活をしましょう。刺激物の摂取は控えて下さいねface01。  


Posted by yoshiko at 13:30

2008年03月12日

ボトックス、ヒアルロン酸

今日はしわの治療についてお話しましょう。face02
ボトックス注射は、額、眉間、目尻、鼻根部のしわに効果的です


 注射後3日程して効果が現われます。
 これらの部位の深く刻まれたしわには、ボトックスに加え、ヒアルロン酸、コラーゲンなどのフィラーを皮膚の直下(真皮、皮下)に注入し、底上げする方がよい結果が得れます。

 副作用
1.いずれも注射による内出血(特に眼のまわり)がおきうる可能性がありますが、もしおこしたとしても2~3週間ほどすると吸収されます。

2.現在わかっている感染症に対しては、検査がされており心配いりませんが、未知の感染症に対してはその限りではありません。

3.牛のコラーゲンを使用する際は、前もって皮内テストが必要ですが、ヒトコラーゲン、ヒアルロン酸は皮内テストの必要はありません。普通はアレルギー反応を起こすことはありませんが、非常にまれに起こすことがあります。

icon76しわの部位、状態によって、注射の効果、組み合わせが異なりますので、詳しくは、診察の際おたずねくださいねface01当院でも3/17より3月末まで、ボトックスの治療をおこなっています。  


Posted by yoshiko at 23:33

2008年03月04日

効くしみの治療

今日はしみの治療についてお話します。
しみの治療はしみの種類によって異なります。
以前ブログでその違いについてはお話しましたので、今回はしみの治療に効果的な2本柱について、特徴、効果のあるしみ、治療経過、期間などについてお話します。2本柱とは、
1.レーザー治療(主にQスイッチレーザー)
2.外用治療(主にトレチノイン・ハイドロキノン治療(オバジニューダームシステムなど))
です。
レーザー治療:
特徴:Qスイッチレーザーは、正常の細胞に影響をあたえずに、しみの原因となっている色素を選択的に破壊し、しみを薄くします。
効果のあるしみ:老人性色素斑(日光性黒子)、そばかす、遅発性太田母斑様色素斑など
治療経過、期間:老人性色素斑、そばかすは、レーザー照射部は褐色のかさぶたになり、1週間~10日程度でかさぶたが取れ、レーザー後の赤味となります。その後、1か月~3か月ぐらいで赤味はとれます。

 レーザー後、2週間から1か月ほどで一度とれたシミが再びでてくることがありますが、これはレーザー後の色素沈着で、次第に落ちつきます。
 十分とれなかった場合やレーザー後の色素沈着がおきた場合では、後療法としてトレチノイン・ハイドロキノンの外用をおこなうと更に改善します。
 遅発性太田母斑では、レーザー照射後かさぶたにはなりません。ほとんどの場合、一過性にレーザー後の色素沈着(いったん、しみが濃くなります)がおきます。外用治療などを行うと、2か月ぐらいしてもとの濃さに戻り、その後、少しずつ薄くなります。薄くなるスピードはレーザーの機種によっても異なります。おおよそ、4か月~1年かかります。しみの濃さにより、数回同じ治療を行います。
外用治療(トレチノイン・ハイドロキノン治療):
特徴:全体的にくすみがある場合、薄いしみが多くある場合、ニキビ後の色素沈着、怪我の後の色素沈着、炎症後の色素沈着などの改善に効果的です。しみが改善するだけでなく、肌のきめを整えたり、肌にはりをもたらせ、若がえらせる効果があります。
効果のあるしみ:浅いシミなら全般的に効果があります。薄い老人性色素斑、そばかす、肝斑、ニキビ、炎症後の色素沈着など。
(遅発性太田母斑は深いしみなので、効果がありません。)
治療経過、期間:トレチノイン・ハイドロキノン治療には、いろいろなやり方がありますが、オバジニューダームシステムの場合、約3か月間治療を行います。医師の指導のもとに、自宅で外用を行います。治療開始後1~2週目に医師のもとに必ず反応を確認します。副作用などの問題なければ、2~3週間に1度クリニックに通院され、しみの取れ方に応じた指導を受けます。治療開始後約6週間ほどは赤味、皮向け、乾燥などの症状がみられます(皮膚の生まれかわりの速度を早める治療のため)。その後、次第に皮向けは落ち着き、3か月ほどすると、浅いしみは薄くなり、肌にはりがでてきます。(ただし、大きなしわは改善しません。)

  


Posted by yoshiko at 17:23