2008年09月08日
夏の後のしみケア他
今年の夏は日差しが強く、蒸し暑く、また、8月後半以降急激に気温が下がってきました。
今日は夏の日差しによるシミの悪化(老人性色素班、肝班、雀卵班など)、夏場の湿疹、虫刺されなどによる色素沈着に対する治療についてお話します。
1.シミについて
老人性色素班:濃いしみに対しては、Qスイッチレーザー治療が良いでしょう。薄いしみに対しては、トレチノイン、ハイドロキノン治療(オバジニューダームシステム他)が効果的です。
肝班:トランサミン内服、ハイドロキノン外用(場合によってはトレチノインと併用)、ビタミンCのイオン導入が効果的です。
雀卵班:Qスイッチレーザー、トレチノイン、ハイドロキノン治療などが効果的です。
また、いずれのしみも再発をなるべく少なくするため、日焼け止めをきちんと塗りましょう。
2.湿疹、虫刺されのあとについて
炎症後色素沈着:時間がたつと次第に薄くなるものです。日焼けしないように気をつけ、まずはハイドロキノンなどの軽い美白剤の使用などから試します。
虫刺されあとのかゆみ:結節性痒疹などかゆみを伴う結節化した状態には、ステロイドの局所注射やステロイド含有テープの使用などを行います。
虫刺されあとの褐色腫瘍:皮膚線維腫の可能性があります。放置してよいのですが、整容的に気になる場合は切除術を行います。
今日は夏の日差しによるシミの悪化(老人性色素班、肝班、雀卵班など)、夏場の湿疹、虫刺されなどによる色素沈着に対する治療についてお話します。
1.シミについて
老人性色素班:濃いしみに対しては、Qスイッチレーザー治療が良いでしょう。薄いしみに対しては、トレチノイン、ハイドロキノン治療(オバジニューダームシステム他)が効果的です。
肝班:トランサミン内服、ハイドロキノン外用(場合によってはトレチノインと併用)、ビタミンCのイオン導入が効果的です。
雀卵班:Qスイッチレーザー、トレチノイン、ハイドロキノン治療などが効果的です。
また、いずれのしみも再発をなるべく少なくするため、日焼け止めをきちんと塗りましょう。
2.湿疹、虫刺されのあとについて
炎症後色素沈着:時間がたつと次第に薄くなるものです。日焼けしないように気をつけ、まずはハイドロキノンなどの軽い美白剤の使用などから試します。
虫刺されあとのかゆみ:結節性痒疹などかゆみを伴う結節化した状態には、ステロイドの局所注射やステロイド含有テープの使用などを行います。
虫刺されあとの褐色腫瘍:皮膚線維腫の可能性があります。放置してよいのですが、整容的に気になる場合は切除術を行います。
Posted by yoshiko at
22:00