2008年10月29日
にきびができる訳
にきびができる原因は今だに不明な点もあるのですが、現在わかっていることを今日はお話しましょう。
1.毛孔開口部の閉塞
毛包漏斗部の角化異常(毛孔の入り口の角化異常)や、乾燥、油性成分の化粧品などにより毛孔の入り口が詰まりやすくなります。
2.皮脂の過剰分泌と皮脂の酸化
男性ホルモンは皮脂の分泌を促します。思春期にホルモンの働きが活発になりにきびができたり、女性でも仕事が忙しく、男性ホルモンの働きが活発化すると、皮脂の分泌が増えます。
脂性肌の方は皮脂の分泌が多く、にきびができやすい傾向にあります。
また、化粧品の長時間使用により皮脂が酸化しやすくなります。
3.にきび菌(アクネ菌)の増殖による炎症
毛孔にたまった皮脂はアクネ菌により酸化分解され、遊離脂肪酸となり、毛包の壁を破壊し、免疫反応などを介して炎症細胞(白血球)などが集まり、炎症が周囲の組織に波及します。
膿がたまり大きな膿疱になると炎症が強く起きるため、後に陥凹したり肥厚性瘢痕になったりしやすくなります。
では、ニキビの各治療が上記のどの部分効いているのでしょうか?
ニキビ出し 1、3
ビタミンCのイオン導入 1、2、3
ケミカルピーリング 1
オバジニューダームシステムなどのトレチノイン治療 1、2、3
ミノマイシンなどの内服 3
ビタミンB2、B6、Cの内服 2
ダラシンやアクアチムなどの外用 3
トレチノインやディフェリンゲルの外用 1、2
ビタミンC誘導体の外用 1、2、3
その他
治療以外にも日常生活で気をつけるべきことは次の様なことです。
1.紫外線を浴びないようにする。(ノンコメドジェニックタイプの日焼け止めを使用する。)ただし、メークは軽めにする。
2.喫煙しない。(活性酸素が増え、にきびが治りにくく、ニキビ痕になりやすい。)
3.乾燥しすぎないように化粧水で適度な保湿を行う。
4.睡眠不足に気をつける。
5.そのほか
1.毛孔開口部の閉塞
毛包漏斗部の角化異常(毛孔の入り口の角化異常)や、乾燥、油性成分の化粧品などにより毛孔の入り口が詰まりやすくなります。
2.皮脂の過剰分泌と皮脂の酸化
男性ホルモンは皮脂の分泌を促します。思春期にホルモンの働きが活発になりにきびができたり、女性でも仕事が忙しく、男性ホルモンの働きが活発化すると、皮脂の分泌が増えます。
脂性肌の方は皮脂の分泌が多く、にきびができやすい傾向にあります。
また、化粧品の長時間使用により皮脂が酸化しやすくなります。
3.にきび菌(アクネ菌)の増殖による炎症
毛孔にたまった皮脂はアクネ菌により酸化分解され、遊離脂肪酸となり、毛包の壁を破壊し、免疫反応などを介して炎症細胞(白血球)などが集まり、炎症が周囲の組織に波及します。
膿がたまり大きな膿疱になると炎症が強く起きるため、後に陥凹したり肥厚性瘢痕になったりしやすくなります。
では、ニキビの各治療が上記のどの部分効いているのでしょうか?
ニキビ出し 1、3
ビタミンCのイオン導入 1、2、3
ケミカルピーリング 1
オバジニューダームシステムなどのトレチノイン治療 1、2、3
ミノマイシンなどの内服 3
ビタミンB2、B6、Cの内服 2
ダラシンやアクアチムなどの外用 3
トレチノインやディフェリンゲルの外用 1、2
ビタミンC誘導体の外用 1、2、3
その他
治療以外にも日常生活で気をつけるべきことは次の様なことです。
1.紫外線を浴びないようにする。(ノンコメドジェニックタイプの日焼け止めを使用する。)ただし、メークは軽めにする。
2.喫煙しない。(活性酸素が増え、にきびが治りにくく、ニキビ痕になりやすい。)
3.乾燥しすぎないように化粧水で適度な保湿を行う。
4.睡眠不足に気をつける。
5.そのほか
Posted by yoshiko at
22:20