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2011年02月16日

これからの時期の治療パート2

 この時期はまだ日差しが弱く、汗などもかくことが少ないので、腫瘍(できもの)を治療するには良い時期です。face02今日はよく見られる腫瘍の治療法をお伝えします。

icon76まずは、よく見られる腫瘍ベスト3です。
1.ほくろ(色素性母斑)
 大きさ、濃さにより炭酸ガスレーザーによる焼灼切除と、手術による切除があります。
傷が治るのにレーザーの場合、約2週間、手術の場合、約1週間かかります。
更に、傷の赤みがひくのには3カ月から半年かかります。
手術前
手術後
レーザー前
レーザー後2週
2.イボ(脂漏性角化症(老人性イボ)、ウイルス性イボ)
いずれも液体窒素による冷凍凝固、炭酸ガスレーザーなどによる焼灼術などがあります。顔面の老人性イボなどに対する治療は主に炭酸ガスレーザーで行います。
傷が治るのに約1週間(冷凍凝固で水疱ができた場合は約2週間)、赤みが引くのに3カ月程度かかります。
顔レーザー前
レーザー後
頸レーザー前
レーザー後
3.粉瘤(アテローム)
手術による摘出術を行います。炎症を起こしている場合は、皮膚を切開し膿を出す施術を行います。
手術前
手術後
 icon76次に時々見られる腫瘍です。
4.皮膚線維腫
皮膚が褐色ドーム型に隆起した腫瘍です。盛り上がった皮膚を含め切除術を行います。
5.脂肪腫
摘出術を行います。
6.黄色腫
眼瞼に発生することが多く、高コレステロール血症との関連があります。手術による切除や炭酸ガスレーザーによる焼灼術などがありますが、同時にコレステロールを下げる内服なども行います。
コレステロールのコントロールを行わないと再発しやすい傾向にあります。
手術前
手術後
7.汗管腫
炭酸ガスレーザーによる焼灼を行い、少しずつ目立たなくします。
8.稗粒腫
針で小さな穴をあけて圧出します。
9.脂腺増殖症
炭酸ガスレーザーによる切除、もしくはくりぬき切除を行います。
10.石灰化上皮腫 
摘出術を行います。
11.線維性丘疹
鼻部にできることが多いのですが、他の部位にもできます。切除術を行います。
12.多発性毛包のう腫    
1か所のみ確定診断を得るために摘出することもありますが、多発している場合、多くは針で切開、黄色のクリーム状の内容物を圧出します。
13.その他
以上です。気になる時は、皮膚科、形成外科を受診しましょうface01。  


Posted by yoshiko at 11:16