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2011年03月16日

救急時の傷判断、治療、傷痕にしないコツ

 今回は大震災のこともありますので、日常で注意すべき救急時の傷などに対する対応、処置などをお話します。face01
icon76傷の場合
1.異物が混入している場合は丁寧に流水で洗い流します
(石鹸などは刺激になりますので使用しない方がよいです。)
2.深く異物(砂など)が入り込んでいる場合は、使用していない歯ブラシなどで除去します。
3.すりむき傷などは乾燥させないように軟膏などを外用するか(乾燥させない方が傷の治りがよいです)、きれいな傷の場合はキズパワーパッドなどを使用します。(ただし、汚染された傷には使用してはいけません)
4.深い傷の場合は最寄りの病院で処置(縫合など)をしてもらいましょう。
icon76打撲の場合
1.冷やしましょう。(湿布はいけません)
2.打撲したところをおさえた時強い痛みがある場合、動かしにくい場合、変形している場合、腫れ(腫脹)が強い場合には、骨折などの可能性もありますので、医療機関に診せましょう
 また、なるべく動かさないようにしましょう。(布や木片などを使用し副木代わりにするのもよいでしょう。)
icon98顔面の場合は形成外科、四肢、体幹部の場合は整形外科が適切です。
3.入浴、飲酒、サウナ、運動などは控えましょう。
icon76やけどの場合
1.冷やしましょう
2.いろいろ外用すると逆に悪化する場合がありますので、早めに皮膚科、形成外科などを受診しましょう。(特に低温熱傷(湯たんぽ、カイロなどによるやけど)は深くなりやすいので要注意です。)


icon76化膿、炎症病変の場合
1.傷ややけど、場合によっては水虫などを放置すると、細菌が感染してひょう疽、蜂窩織炎などに至ることがあります。こうなった場合はすぐに最寄り病院を受診してください。
 抗生物質の投与や、切開排膿、洗浄処置などが必要になります。このような状況にならないためにも早めの対応、処置をされてください。
ひょう疽
蜂窩織炎
2.傷などの急性の病変でなくとも、アテローム(粉瘤)などの腫瘍が炎症を起こし、痛み、赤み、膿などが出てくることもあります。このような場合も早めに皮膚科、形成外科などを受診されてください。
  


Posted by yoshiko at 22:47