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2011年04月11日

4.5月の肌トラブル(ニキビ、肌荒れ、水虫など)

 4月は入学したり、就職して新しい仕事を始めたりと、新生活をスタートする方が多い時期です。また、自分自身が新スタートでなくても、職場のメンバーが変わったりと周りの人も何かと気を使ったりストレスのかかる時期でもあります。
今日はこの時期よく見られる疾患、対策、治療についてお話します。
1.新しい生活スタートによるストレス、化粧などによるニキビなどの悪化
対策:なるべく睡眠をとり、食生活のバランスに気をつけましょう。化粧品はいろいろつけず必要最小限にしましょう。オイル系の化粧品は控えましょう。
治療:症状に応じて抗生物質の内服や、ディフェリンゲル、ダラシンTゲルなどの外用を行います。ニキビ出しやイオン導入、ピーリングに加え、ニキビの症状が激しく、ニキビ痕などが気になる場合は、トレチノイン、ハイドロキノン治療などを行うことがあります。
治療前
治療中
2.皮膚アレルギー症状(ヒノキ、スギなどの飛散による)
対策:花粉症などのアレルギー既往がある方は、マスクなど着用し、なるべくアレルゲンにさらされないようにしましょう。この時期は乾燥しがちになりますので、洗顔剤の使用を控えめにし、化粧品を新しく変えたりするのは控えましょう。(不用意に変えると、肌が荒れている分、内容成分に感作されやすくなり、かぶれたりすることがあります。)
治療:まずスキンケアを見直します。加えて、症状に応じて抗ヒスタミン剤の内服、ステロイドの外用、ワセリンなどによる皮膚の保護、保湿剤の使用などを行います。
3.不慣れな仕事からくる怪我(やけど、切創、機械にまきこまれることによるの挫傷など)
対策:作業中には注意を怠らないようにしましょう。作業上、安全な服装の上、仕事に臨みましょう。職業によっては衣類の袖、靴などにも気を配りましょう。
治療:怪我をした場合は速やかに最寄りの医療機関で治療を受けましょう。怪我をして縫合などが必要な場合、時間がたって縫合すると(6~8時間以上)細菌などが繁殖して結果が悪くなる場合があります。やけど場合は、いろいろ外用したりせずに、とにかく冷やして早めに医療機関を受診しましょう。
4.水虫の症状の顕著化

対策:蒸れない靴下、靴を履きましょう。ウールの靴下、ナイロンストッキング、ビニール靴、きっちり覆われた革靴などは蒸れやすいです。
治療:疑わしい場合は皮膚科を受診しましょう。真菌検査などで白癬の場合は、抗真菌薬の外用、爪白癬の場合は抗真菌薬の内服を行います。
5.日差しが強くなることで雀卵斑などのしみが目立つようになる、ストレス、ホルモンバランスの崩れによる肝斑の増強など
対策:日傘、帽子、日焼け止め、サングラスなどを使用し、なるべく紫外線から肌を守りましょう。また、喫煙、不摂生(睡眠不足、バランスの悪い食生活など)は慎みましょう。これらは体を錆びつかせる活性酸素を体内で増やし、しみだけでなく細胞の老化を早めます。
治療:レーザー治療、トレチノイン、ハイドロキノンなどの外用治療、トランサミンなどの内服治療、イオン導入などがあります。しみによって効果が異なりますし、治療によりダウンタイムも様々です。しみの内容によってはいろいろな治療を組み合わせて行うこともあります。しみの内容は診察しないと判断がつきにくいので、まずは美容皮膚科、形成外科などを受診され相談されてください。
そばかす治療前
そばかす治療後  


Posted by yoshiko at 12:01