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2014年01月12日

皮膚科、美容皮膚科治療(冬~初春編)

2014年がスタートしました。久しぶりのブログ更新です。
今回はこの時期(冬~初春にかけて)よく見かける皮膚科疾患、肌の相談(美容も含め)、形成外科治療についてランダムにお話しようと思います。face02

 熱傷(低温熱傷):
今年のように寒い冬はホッカロ、湯たんぽ、電気ストーブなどを使用したまま入眠してしまい、低温熱傷をおってしまうことがあります。
 低温熱傷は、低温でじっくりと皮膚がやけどするため、熱傷深度が深いことが多く注意が必要です。低温熱傷が疑わしければ、早めに皮膚科、形成外科を受診しましょう。


凍瘡(しもやけ)
やはり寒くなると手指、足ゆび、耳介などにおこすことがあります。
 ビタミンEの内服や外用などを行います。症状がひどい場合は皮膚科を受診しましょう。


アレルギーによる皮膚炎
1月の下旬ごろになると杉の花粉が飛び始めます。この時期になると、徐々に肌にもアレルギー性の皮膚炎を起こす方が増えます。
 もともとアレルギーのある方は花粉情報を聞き、症状によっては、前もって抗ヒスタミン剤を内服したり、洗いすぎないなどの予防も必要です。症状がではじめたら、早めに診察を受けましょう。

 日差しが弱い時期の美白(しみ)治療
この時期はしみの治療にとってもってこいの時期です。
日差しも弱く、汗もかきにくいからです。
効果的なしみ治療は、レーザー治療(主にQスイッチレーザー)と、外用治療(トレチノイン、ハイドロキノン治療)です。
しみの種類により治療内容も異なってきます。下記にお主なしみの種類と治療を上げます。

 肝斑
トランサミン内服、トレチノイン、ハイドロキノン外用治療などが効果的です。
治療前
治療後

老人性色素斑 :
主にQスイッチレーザー治療、レーザー後の色素沈着やかなり薄い色素斑では外用治療(トレチノイン、ハイドキノン治療)があります。
治療前
治療後

雀卵斑(そばかす):
Qスイッチレーザー治療、外用治療ほか、比較的いろいろな治療が効果がありますが、日光などの影響もあり、再発しやすい傾向があります。
治療前
治療後 

遅発性太田母斑
しみの存在部位が深いため、Qスイッチレーザー照射が必要となります。その後、レーザー後の色素沈着を起こしやすいため、外用治療を行うこともあります。
治療前
レーザー治療直後
外用治療後

 脂漏性角化症(老人性イボ):
老人性色素斑の一部が隆起している場合や、全体がイボ化している場合があります。一見、しみのように見えますが、拡大するとふくらみがありイボ化している場合、炭酸ガスレーザーによる焼灼治療を行います。
治療前
治療後

 くすみ、色素むら、はりのなさ、きめの不均一さ
外用治療(トレチノイン、ハイドロキノン)が主体となります。いろいろなしみが存在する場合や、各々のしみに対する適切な治療を行った後、総合的に改善するためにもトレチノインなどの外用治療は効果的です。

腫瘍切除:ほくろや粉瘤などの皮膚、皮下腫瘍切除も、この時期は汗をかきにくいので術後管理がしやすいです。  


Posted by yoshiko at 02:03