2009年06月16日

美白、老化防止のスキンケア、治療

 icon99今日は、肌のしみやくすみ、小じわなどの老化現象をくい止めるためのアドバイスをしましょう。face02

1.なるべく紫外線にあたらないようにしましょう。(一番大事なことです。)
 日傘、帽子、日焼け止め、サングラスなどでプロテクトしましょう。
また、なるべく木陰、日が差し込まない位置にいましょう。
注:日焼け止めは2時間ぐらいしか効果が持続しません。また、必要な量使用していないときちんとプロテクトできません。

2.喫煙、睡眠不足は大敵です。
 喫煙は活性酸素を増やし、肌の老化を早めます。副煙の害にも気をつけましょう。
 また、睡眠不足も眼のまわりのくま、肝班などのしみを増強する場合がありますので気をつけましょう。

3.基礎化粧、化粧は適度に必要な範囲で行い、必要がない場合はなるべく早めに取りましょう。
 美白に効果的な製品はビタミンCやハイドロキノン配合のものです。ただし、化粧品は低刺激な製品でも人工的に作られたものです。本来は自分の肌が分泌する成分(皮脂)が一番安心安全な成分です。化粧品を過信せずに、必要な使用にとどめ、合わない、かぶれるなどの症状がある場合は、使用を控え皮膚科に相談しましょう。
 不用意に使用を続けると炎症後色素沈着になることがあります。
美白、老化防止のスキンケア、治療化粧品によるかぶれ後の色素沈着

 また、落ちにくいメークは肌の弱い方、かぶれやすい方、ニキビなどができやすい方にとっては肌トラブルの原因になりますので注意して下さいね。

4.パックやマッサージはしすぎないようにしましょう。
 化粧水のパックは3分~5分が適切な時間です。
 長時間行ってしまうと、逆に肌の水分が奪われますので気をつけてください。また、肌が乾燥したり傷んでいる時はおこなってはいけません。かぶれることがあります。
マッサージも同様で強くこすると逆に小じわやくすみの原因になりますので、行うとしても指の腹で軽く血行をよくする程度にとどめましょう。

5.既にあるしみやくすみ、小じわが気になる場合は、なかなか化粧品や自己流のスキンケアのみでは改善がみられません。積極的な治療を行うと改善がみられることが多いので、治療を行っている医療機関に相談しましょう。
icon98はっきりしたしみ(老人性色素斑など)→Qスイッチレーザーなど
美白、老化防止のスキンケア、治療
icon98イボ化(隆起)しているしみ(老人性イボ)→CO2レーザーなど
icon98薄いしみ、くすみ→トレチノイン、ハイドロキノン治療(オバジニューダームシステムなど)
icon98肝班→トランサミン内服、ハイドロキノン外用、イオン導入など
美白、老化防止のスキンケア、治療
icon98小じわ→ボトックス、ヒアルロン酸など
美白、老化防止のスキンケア、治療
美白、老化防止のスキンケア、治療



Posted by yoshiko at 14:11