2010年07月07日

G-MAXレーザーによるフェイシャル、しみ治療

 今日は新しいレーザーGentle MAXの機能、しみ治療、フェイシャル治療についてです。face02
このレーザーの良い点はダウンタイムが少ないことです。Qスイッチレーザーでは、しっかりしたかさぶたができ、かさぶたがとれるまで約1週間~2週間程度のガーゼやテープによる保護が必要です。一方、Gentle MAXは軽い褐色の被膜が反応した部分にできる程度なので翌日から通常通りのメークができます。この軽い被膜は1週間~10日程度で自然にはがれおちます。G-MAXレーザーによるフェイシャル、しみ治療
 また、シミの部分のみでなく、シミが存在する部位に全体的に照射しますので、肌のきめやくすみの改善効果も同時に得ることができます。
G-MAXレーザーによるフェイシャル、しみ治療
G-MAXレーザーによるフェイシャル、しみ治療
1カ月に1度3~5回程度繰り返し照射を重ねることで徐々に肌の質感が改善していきます。 
 このように肌の質感(くすみ、きめ、毛穴など)を改善する点では優れていますが、濃く大きな老人性色素斑などは、Qスイッチレーザーの方がダウンタイムはありますが効果的です。Gentle MAXのしみ取り治療でお勧めのしみは、そばかす(雀卵斑)や小さな色素斑(浅い色素斑)です。
G-MAXレーザーによるフェイシャル、しみ治療
G-MAXレーザーによるフェイシャル、しみ治療
1カ月に1度3回~5回程度のレーザー治療を行うと徐々に改善がみられます。特にそばかすには効果的です。
 icon76また、注意点としては、肝斑が濃く存在する方の場合、肝斑の部分にもレーザー光があたりますので、あらかじめ内服、外用治療で肝斑を薄くした後の照射の方が安全です。何故なら肝斑はレーザー照射により濃くなることが多いからです。
 icon76日焼けした肌や日焼けする予定の肌への照射も避けるべきです。日焼けした場合は日焼けの影響が取れてから治療をします。それまでは、美白剤の外用、イオン導入で様子をみます。



Posted by yoshiko at 21:13