2010年08月20日

真夏に多い肌トラブル ベスト10

 今年は熱中症が多く本当に蒸し暑い日々が続きますが、今日は真夏に多い肌トラブルとその対処法についてお話します。face02

1.汗疹(あせも)

 通気性の良い衣類を着用し、まめに汗を拭きましょう。
icon76炎症がない場合は亜鉛華粉などを塗布するとよいでしょう。かゆみや炎症がある場合はステロイドクリームなどを外用します。
2.汗疱(手のひらや足の裏にできる小水疱)

 手のひらや足の裏に水疱ができる疾患は他にもいろいろありますので鑑別が必要ですが、白癬菌などがいない場合、汗疱である可能性があります。皮膚科で診てもらいましょう。
icon76症状に応じて、ステロイド外用などを行います。
3.汗によるアトピー性皮膚炎などの皮膚炎症状の悪化 
 ぬるいシャワーなどで汗をさっと流すのは良いのですが、ごしごし洗いは禁物です。
 シルクなどの通気性の良い肌着を着用し、汗はまめにこすらず抑えぶきしましょう。
icon76かかりつけの皮膚科で皮膚症状に応じた治療を行いましょう。
4.ニキビ、毛包炎などの悪化

 髪の毛は必ず良く乾かしましょう。濡れたままでいると細菌感染をおこしじくじくしたり、皮膚トラブルの原因となります。
 クリームなどの保湿剤の使用は控えめにし、化粧はなるべく早めに落としましょう。
icon76ニキビ出し、抗生物質の内服などを行います。
5.背中、胸のニキビ(マラセチア毛包炎)

 皮膚常在菌であるマラセチアによるもので、高温、多湿になるとできることがあります。
 蒸れない下着を着用し、まめに汗を拭きましょう。
icon76抗真菌薬の外用を行います。
6.癜風

 上記のマラセチア毛包炎の原因と同じマラセチア(真菌)が原因でおきます。
 主に体幹部に褐色のしみのような病変が生じます。
icon76抗真菌剤の外用を行います。
7.水虫(白癬)

 蒸れない靴をはき、ストッキングはなるべく着用しないようにしましょう。
 軽石でゴシゴシこするのも禁物です。
icon76抗真菌薬を外用します。爪にまで病変が及ぶ場合は抗真菌薬の内服を行います。
8.日光皮膚炎(日焼けによる皮膚炎)

 海などで直射日光をじかにあびるのはよくありません。日焼け止めを外用し、長時間肌を焼いたりしないようにしましょう。ひりつき、赤みがある場合は冷やしましょう。
icon76水疱などができている場合は、やけど(熱傷)と同じ状態ですので、皮膚科を受診しましょう。
9.虫刺症(毛虫皮膚炎、クラゲ刺症、蚊など)

 水疱を形成したり、腫脹、掻痒が強い場合、適切な処置をしないと痕になる場合があります。こういう場合は早めに皮膚科を受診しましょう。
icon76ステロイド含有テープ貼付やステロイドの外用を行います。
10.雀卵斑などの日光によるしみの悪化

 とにかく日傘、帽子、日焼け止めの使用をきちんと行いましょう。
icon76シミになってしまった場合は、レーザーやトレチノイン、ハイドロキノンなどの外用治療をおこないます。

以上に注意して暑い夏を乗り切りましょう。icon115


Posted by yoshiko at 23:10