2010年12月07日

肌改善の総合治療(しみ、小皺、毛穴、赤ら顔など)

 前回はスキンケアのお話でしたので、今回は、肌を総合的に整える総合的な治療についてお話します。face02
日頃よく気になる肌のトラブルは下記のようなものです。
1.シミっぽい
2.乾燥していて、小皺などが気になる
3.脂っぽい
4.毛穴が開きぎみである
5.赤ら顔である


これら各々について数回に分けて治療法を説明します。

icon761.シミっぽい肌の場合
 シミのように見えても本当にしみ(老人性色素斑、肝斑、雀卵斑、遅発性太田母斑)の場合と、色素性母斑(ほくろ)や脂漏性角化症(老人性イボ)のように腫瘍の場合とあります。まずは、これらをきちんと診断して、適切な治療計画をたてるのが成功への秘訣です。美容皮膚科、形成外科などのクリニックで診てもらうのがよいでしょう。
 しみなら、老人性色素斑はQスイッチレーザー、雀斑斑はQスイッチレーザー、GMAXレーザーなど、遅発性太田母斑はQスイッチレーザー、肝斑はトランサミン内服治療などが最も効果的ですが、トレチノイン、ハイドロキノン治療(オバジニューダームシステムなど)も、レーザー後の色素沈着や十分に取りきれなかった浅いしみの治療の仕上げとして、また総合的にくすみ、しみ、毛穴を改善する治療として効果的です。
老人性色素斑、レーザー前

雀斑斑、レーザー前

遅発性太田母斑、レーザー前

 腫瘍の場合、色素性母斑で小さなものは炭酸ガスレーザー焼灼しますが、濃くて大きなものの場合は切除術の適応となります。老人性イボの場合も、炭酸ガスレーザーでの焼灼治療を行います。
老人性イボ、炭酸ガスレーザー前


icon99東洋人の場合、レーザー治療後に色素沈着を起こしやすいので、治療後は日焼けをしない、肌をこすらないなどのケアも必要です。起こしてしまった場合は、上述したトレチノイン、ハイドロキノン治療が効果的です。
icon762.乾燥していて、小皺などが気になる肌の場合
 乾燥している場合、湿疹化しているか、ただ乾燥しているだけか、見極めるのが重要です。湿疹化している場合は基礎化粧品により、さらに湿疹が悪化する場合が多いからです。
 ただ乾燥しているだけの肌の場合は、洗いすぎないことがコツですが、ヒアルロン酸やグリセリンが含まれた化粧水を適量使用し、セラミド入りのクリームなどを使用するとよいでしょう。ただし、パックなどは禁物です。
 湿疹化している場合は、皮膚科を早めに受診しましょう。肌を安静にし、適切な外用を行いましょう。
 小皺が気になる場合、眼の周りの小皺なら保湿クリーム、バイミネラルコンプレックス配合のエラスチダームアイクリームなどの使用がソフトな治療ですが、表情じわ(眉間、額、目じり)などが気になる場合は、ボトックス注射やヒアルロン酸注入などが適応となります。
エラスチダームアイクリーム使用前

ボトックス、ヒアルロン酸注入前

 次回は脂っぽい肌、毛穴、赤ら顔などについて治療をお話します。face02


Posted by yoshiko at 21:21