2007年10月22日
やけど(熱傷)について
皆さんも一度はやけどしたことがありませんか?
やけどは医学的には熱傷といいます。
やけどは深さにより1度、2度、3度熱傷と分けられます。
1度熱傷:赤味、ひりひりした痛みのみで、水疱がない状態です。
2度熱傷:水ぶくれ(水疱)ができ、痛みがあります。
2度熱傷にも浅い状態と深い状態があり、深いものは傷の治りも遅れます。
3度熱傷:皮膚が白くなり、痛みがない状態です。
やけどをしたら:
流水で冷やすか、氷、冷凍保冷剤を薄いガーゼにくるんで冷やしてください。ただし、冷やしすぎはかえってよくないので、注意してください。
自己判断で軟膏を使用したり、民間療法をなさると、かえって傷の治りを遅らせますので、早めに病院(皮膚科または、形成外科)を受診されてください。
治り方、治療:
1度熱傷:数日ぐらいで赤味が落ち着きます。
赤味が色素沈着になる場合もありますので、赤味が引くまで日焼けをしないようにしてください。ヒリヒリに関しては、ステロイドの外用を初期のみ短期間するとよいので、病院に相談してください。
2度熱傷:2週間ぐらいで治りますが、皮膚科、形成外科を受診され、適切な処置を受けてください。自分で水疱をつぶしたり、不潔にしていると感染を起こし、やけどが深くなり治りが遅れます。
治った後は、色素沈着を起こしやすいので、遮光に気をつけてください。
3度熱傷:深いので、必ず病院(皮膚科、形成外科)を受診されてください。そのままでは組織が死んでいるので、傷んだ部分を切除した上での植皮が必要になることも多いです。植皮などをしない場合、治りには3週間以上かかります。
尚、低温熱傷(湯たんぽ、ホッカイロなどの温熱剤を使用していてやけどしたもの)、バイクのマフラーなどによる熱傷は、意外に深度が深く、治りが悪いことが多いですので、病院での診察を早めにうけられてくださいね。また、糖尿病などの基礎疾患がある場合も傷の治りが遅れますので、診察を受けられた方がよいです。
やけどは医学的には熱傷といいます。
やけどは深さにより1度、2度、3度熱傷と分けられます。
1度熱傷:赤味、ひりひりした痛みのみで、水疱がない状態です。
2度熱傷:水ぶくれ(水疱)ができ、痛みがあります。
2度熱傷にも浅い状態と深い状態があり、深いものは傷の治りも遅れます。
3度熱傷:皮膚が白くなり、痛みがない状態です。
やけどをしたら:
流水で冷やすか、氷、冷凍保冷剤を薄いガーゼにくるんで冷やしてください。ただし、冷やしすぎはかえってよくないので、注意してください。
自己判断で軟膏を使用したり、民間療法をなさると、かえって傷の治りを遅らせますので、早めに病院(皮膚科または、形成外科)を受診されてください。
治り方、治療:
1度熱傷:数日ぐらいで赤味が落ち着きます。
赤味が色素沈着になる場合もありますので、赤味が引くまで日焼けをしないようにしてください。ヒリヒリに関しては、ステロイドの外用を初期のみ短期間するとよいので、病院に相談してください。
2度熱傷:2週間ぐらいで治りますが、皮膚科、形成外科を受診され、適切な処置を受けてください。自分で水疱をつぶしたり、不潔にしていると感染を起こし、やけどが深くなり治りが遅れます。
治った後は、色素沈着を起こしやすいので、遮光に気をつけてください。
3度熱傷:深いので、必ず病院(皮膚科、形成外科)を受診されてください。そのままでは組織が死んでいるので、傷んだ部分を切除した上での植皮が必要になることも多いです。植皮などをしない場合、治りには3週間以上かかります。
尚、低温熱傷(湯たんぽ、ホッカイロなどの温熱剤を使用していてやけどしたもの)、バイクのマフラーなどによる熱傷は、意外に深度が深く、治りが悪いことが多いですので、病院での診察を早めにうけられてくださいね。また、糖尿病などの基礎疾患がある場合も傷の治りが遅れますので、診察を受けられた方がよいです。
Posted by yoshiko at 14:14