Gentle MAXによる血管性病変、赤ら顔治療

yoshiko

2010年08月04日 21:11

 ジェントルマックス(G MAX)治療の第4段です。
 今回は血管腫、毛細血管拡張、赤ら顔に対する治療をお話します。
 このレーザーをYAGレーザーで設定すると、単純性血管腫、老人性血管腫、毛細血管拡張症、赤ら顔などに効果があります。
 酒さなどの赤ら顔は、顔面の毛細血管の拡張をきたす慢性炎症性疾患です。劇的に効果がある治療はありませんが、油分を含まない、肌を刺激しないスキンケア、ミノマイシンなどの内服に加え、Gentle YAGを1カ月に1度5回程度照射すると効果があります。すべて赤みが引くわけではありませんが、改善がみられます。







老人性血管腫は加齢とともに出現する赤い小さな腫瘍ですが、Gentle YAGを1回~2回程度照射すると効果的です。
単純性血管腫の場合は、Gentle YAGを数回(1回~3回程度)照射します。