2007年07月14日
ほくろの治療
ほくろは正式には色素性母斑と言います。
平なほくろから、隆起して色が薄くなったほくろまで様々です。
肉眼または、ダーマスコピー(拡大してみるやつ)で、明らかにほくろであると判断した上で、治療を行います。
治療には、大まかに2つの方法があります。
1.炭酸ガスレーザーでとる方法
2.手術してとる方法
ほくろの大きさ、濃さ、性状、(患者さんの希望)などにより治療を選択します。
各々の治療法には、いい点、悪い点があります。
1.炭酸ガスレーザーの場合
比較的小さな(当院の場合4mm以下)ほくろで、色がさほど濃くない場合が適応となります。
青い色のもの(青色母斑)は、小さくても手術で切除となります。
すぐ治療ができる、時間も数分というメリットはありますが、施術者が肉眼的に判断しながら削っていくので、十分とれたと思っていても再発したり、濃いほくろの場合、削りすぎるとくぼんだ傷痕になったりする場合があります。軟膏処置などが10日ほど必要で、治った後が3~6か月ほど赤い色をしています。
また、顔以外の部位では治療後赤味が続いたり、盛り上がった傷跡になることがあるため、注意が必要です。
2.手術の場合
どのタイプのほくろでも確実に一回で切除することができ、病理組織検査で細胞の内容を調べてもらうことができます。傷痕もきちんと縫合すれば、半年もすれば、かなりきれいになります。ただし、傷あとがなくなるわけではありません。
小手術になるため、準備が必要なので、すぐその場で治療ができないこと、後日抜糸をしなければいけないことがデメリットです。
いずれの治療でも、治療した後は日焼けをしないように気をつけてくださいね。
平なほくろから、隆起して色が薄くなったほくろまで様々です。
肉眼または、ダーマスコピー(拡大してみるやつ)で、明らかにほくろであると判断した上で、治療を行います。
治療には、大まかに2つの方法があります。
1.炭酸ガスレーザーでとる方法
2.手術してとる方法
ほくろの大きさ、濃さ、性状、(患者さんの希望)などにより治療を選択します。
各々の治療法には、いい点、悪い点があります。
1.炭酸ガスレーザーの場合
比較的小さな(当院の場合4mm以下)ほくろで、色がさほど濃くない場合が適応となります。
青い色のもの(青色母斑)は、小さくても手術で切除となります。
すぐ治療ができる、時間も数分というメリットはありますが、施術者が肉眼的に判断しながら削っていくので、十分とれたと思っていても再発したり、濃いほくろの場合、削りすぎるとくぼんだ傷痕になったりする場合があります。軟膏処置などが10日ほど必要で、治った後が3~6か月ほど赤い色をしています。
また、顔以外の部位では治療後赤味が続いたり、盛り上がった傷跡になることがあるため、注意が必要です。
2.手術の場合
どのタイプのほくろでも確実に一回で切除することができ、病理組織検査で細胞の内容を調べてもらうことができます。傷痕もきちんと縫合すれば、半年もすれば、かなりきれいになります。ただし、傷あとがなくなるわけではありません。
小手術になるため、準備が必要なので、すぐその場で治療ができないこと、後日抜糸をしなければいけないことがデメリットです。
いずれの治療でも、治療した後は日焼けをしないように気をつけてくださいね。
Posted by yoshiko at
19:55