2007年11月24日
にきび跡の治療
せっかくニキビが治っても、ニキビ跡が気になることがあります。
ニキビ跡の悩みで多いのが、
1.ニキビ後の赤味
2.ニキビ後の陥凹変形

3.ニキビ後の肥厚性瘢痕(にきびあとが盛り上がっている状態)

4.ニキビ後の色素沈着(にきびあとがしみのような状態になったもの)

化膿したり、炎症が長引いたニキビで、このようなニキビ跡になることがあります。
治療は、
1.赤味
炎症さえ落ち着けば、時間とともに改善します。
まず、炎症を起こしているニキビがないか皮膚科で診てもらい、炎症ニキビがあるようなら、ニキビ出しや、抗生物質の投与などの適切な治療を受けましょう。
その後、ビタミンCのイオン導入、ビタミンCの内服治療などを行うのも効果的です。
2.陥凹変形
ケミカルピーリングがよいと思われます。
グリコール酸、サリチル酸、トリクロール酢酸などのピーリングがあります。
特に、トリクロール酢酸を部分的に行うとよいのですが、一時的にかさぶたに必ずなります。
また、時間をかけて少しずつ行うのがよいので、1年~2年治療にかかることがあります。いずれにせよ、説明をきちんと受けてからしましょう。
3.肥厚性瘢痕
ステロイドの局所注射を1か月に1度のペースで数回するのが良いでしょう。皮膚科に相談してみてください。
4.色素沈着
トレチノイン、ハイドロキノンなどの美白剤による外用治療が効果的です。オバジニューダームシステム(オバジCではない)も、皮向け、赤味などのダウンタイムがありますが、効果があります。
ニキビ跡の悩みで多いのが、
1.ニキビ後の赤味
2.ニキビ後の陥凹変形
3.ニキビ後の肥厚性瘢痕(にきびあとが盛り上がっている状態)
4.ニキビ後の色素沈着(にきびあとがしみのような状態になったもの)
化膿したり、炎症が長引いたニキビで、このようなニキビ跡になることがあります。
治療は、
1.赤味

炎症さえ落ち着けば、時間とともに改善します。
まず、炎症を起こしているニキビがないか皮膚科で診てもらい、炎症ニキビがあるようなら、ニキビ出しや、抗生物質の投与などの適切な治療を受けましょう。
その後、ビタミンCのイオン導入、ビタミンCの内服治療などを行うのも効果的です。
2.陥凹変形

ケミカルピーリングがよいと思われます。
グリコール酸、サリチル酸、トリクロール酢酸などのピーリングがあります。
特に、トリクロール酢酸を部分的に行うとよいのですが、一時的にかさぶたに必ずなります。
また、時間をかけて少しずつ行うのがよいので、1年~2年治療にかかることがあります。いずれにせよ、説明をきちんと受けてからしましょう。
3.肥厚性瘢痕

ステロイドの局所注射を1か月に1度のペースで数回するのが良いでしょう。皮膚科に相談してみてください。
4.色素沈着

トレチノイン、ハイドロキノンなどの美白剤による外用治療が効果的です。オバジニューダームシステム(オバジCではない)も、皮向け、赤味などのダウンタイムがありますが、効果があります。

Posted by yoshiko at
20:47
2007年11月16日
しわの予防
乾燥が気になるこの季節。
眼のまわりの小じわ、口の周りの小じわ、額の小じわなどが気になるものです。


今日はしわの予防についてお話します。
1・まず、日焼けどめをきちんとぬりましょう!
紫外線はかなり弱くなってきましたが、油断してはいけません。UVAは小じわのもとになりますので、これからの季節も使用しましょう。
2.皮膚の保湿をしましょう!
皮膚の角層の水分保持に関わっているのは、下記の3つです。
a.角質細胞間脂質:セラミド、コレステロールなど。
b.皮脂:皮脂腺から分泌され、汗と混じり皮膚表面を皮脂膜として多い、皮膚をバリアします。
c.天然保湿因子:角層の細胞が持っているもので、アミノ酸乳酸塩、尿素など。
特に、a,bは重要です。
丁寧に洗顔し、自分の肌質にあった適度な保湿を心がけてください。
過度の洗顔や熱いお湯での洗顔は、皮脂膜をとってしまい、小じわの原因となってしまいます。
脂性肌で乾燥する方は、油分で保湿するよりも、水分で保湿した方が好ましいので、ヒアルロン酸入りの化粧水などがよいでしょう。
では、いつまでも若々しく
眼のまわりの小じわ、口の周りの小じわ、額の小じわなどが気になるものです。
今日はしわの予防についてお話します。
1・まず、日焼けどめをきちんとぬりましょう!
紫外線はかなり弱くなってきましたが、油断してはいけません。UVAは小じわのもとになりますので、これからの季節も使用しましょう。
2.皮膚の保湿をしましょう!
皮膚の角層の水分保持に関わっているのは、下記の3つです。
a.角質細胞間脂質:セラミド、コレステロールなど。
b.皮脂:皮脂腺から分泌され、汗と混じり皮膚表面を皮脂膜として多い、皮膚をバリアします。
c.天然保湿因子:角層の細胞が持っているもので、アミノ酸乳酸塩、尿素など。
特に、a,bは重要です。
丁寧に洗顔し、自分の肌質にあった適度な保湿を心がけてください。


では、いつまでも若々しく

Posted by yoshiko at
21:15
2007年11月10日
保湿剤のいろいろ
この季節ドライスキン(乾燥肌)が気になる方も多いと思います。
ドライスキンとは、皮膚の水分量が減少しかさついた状態を指します。
ドライスキンに強い味方の保湿剤を今日はご紹介しましょう。

1.ワセリン:プロペト、ハクワセホワイトなど
皮脂膜の代わりをします。皮膚から水分が蒸発したりするのを防いだり、外から刺激物質が皮膚内に浸入するのを防ぎます。
2.へパリン類似物質軟膏、ローション:ヒルドイドソフト軟膏など
水分を皮膚に長く保持する作用があります。
3.尿素含有軟膏、ローション:パスタロン20ソフト、ケラチナミンコーワなど
水分を皮膚に保持する作用以外にも、皮膚軟化作用があります。
4.セラミド:化粧品に配合されているもの(セラミドクリームなど)があります。
細胞間脂質で、角質の水分保持に重要な役目をします。
5.ヒアルロン酸:化粧水などに含まれています。
水分を保持する作用があります。
6.その他:水溶性コラーゲンなど
ドライスキンとは、皮膚の水分量が減少しかさついた状態を指します。
ドライスキンに強い味方の保湿剤を今日はご紹介しましょう。
1.ワセリン:プロペト、ハクワセホワイトなど
皮脂膜の代わりをします。皮膚から水分が蒸発したりするのを防いだり、外から刺激物質が皮膚内に浸入するのを防ぎます。
2.へパリン類似物質軟膏、ローション:ヒルドイドソフト軟膏など
水分を皮膚に長く保持する作用があります。
3.尿素含有軟膏、ローション:パスタロン20ソフト、ケラチナミンコーワなど
水分を皮膚に保持する作用以外にも、皮膚軟化作用があります。
4.セラミド:化粧品に配合されているもの(セラミドクリームなど)があります。
細胞間脂質で、角質の水分保持に重要な役目をします。
5.ヒアルロン酸:化粧水などに含まれています。
水分を保持する作用があります。
6.その他:水溶性コラーゲンなど
Posted by yoshiko at
18:46
2007年11月05日
乾燥肌のお手入れ
今日は乾燥肌のお手入れについてです。

今年はいつまでも暑さが続きましたが、ここ1週間ぐらいで急に冷え込んできました。
このような季節の変わり目は、皮膚も乾燥しやすく、トラブルを起こしやすいものです。
乾燥肌の方は次のことに注意しましょう。
1.長風呂、熱い風呂はやめましょう。
入浴は短時間にしましょう。
ひどく肌が乾燥している時や、かぶれて、湿疹になっている時は入浴はひかえましょう。
2.入浴や洗顔の時は、乾燥している部分は、洗顔剤、石鹸、ボディーソープなどの使用を極力控えましょう。
3.入浴後、および肌を濡らした後は、やさしくふきあげ、すぐ保湿剤を塗りましょう。
4.ひどく肌荒れしている部分は、水でぬらす前にワセリンなどで保護してあげましょう。
5.ゴム手袋はがぶれの原因となることもありますので、注意してくださいね。
乾燥肌の基礎化粧について
1.洗顔の際は、低刺激のクレンジングを使用しましょう。
2.ピーリング剤入りの洗顔剤などは、皮脂をとりすぎますので使用しないようにしましょう。
3.化粧水は、ヒアルロン酸入りなどの水分を保持する作用があるものがよいのですが、香料などが入っていない、低刺激のものにしましょう。
4.クリーム、乳液は、セラミドなどの細胞間脂質が入っているものがよいでしょう。
5.化粧水にしろ、乳液、クリームにしろ、新たに使用する際は3~4日、部分的に試しに使用され、刺激感などの問題がないことを確認してくださいね。
6.肌あれがひどい時は、肌のバリアー機能が壊れているので、化粧品自体が刺激になることがあります。無理せず、早めに皮膚科を受診しましょう。
今年はいつまでも暑さが続きましたが、ここ1週間ぐらいで急に冷え込んできました。
このような季節の変わり目は、皮膚も乾燥しやすく、トラブルを起こしやすいものです。
乾燥肌の方は次のことに注意しましょう。
1.長風呂、熱い風呂はやめましょう。
入浴は短時間にしましょう。
ひどく肌が乾燥している時や、かぶれて、湿疹になっている時は入浴はひかえましょう。
2.入浴や洗顔の時は、乾燥している部分は、洗顔剤、石鹸、ボディーソープなどの使用を極力控えましょう。
3.入浴後、および肌を濡らした後は、やさしくふきあげ、すぐ保湿剤を塗りましょう。
4.ひどく肌荒れしている部分は、水でぬらす前にワセリンなどで保護してあげましょう。
5.ゴム手袋はがぶれの原因となることもありますので、注意してくださいね。
乾燥肌の基礎化粧について
1.洗顔の際は、低刺激のクレンジングを使用しましょう。
2.ピーリング剤入りの洗顔剤などは、皮脂をとりすぎますので使用しないようにしましょう。
3.化粧水は、ヒアルロン酸入りなどの水分を保持する作用があるものがよいのですが、香料などが入っていない、低刺激のものにしましょう。
4.クリーム、乳液は、セラミドなどの細胞間脂質が入っているものがよいでしょう。
5.化粧水にしろ、乳液、クリームにしろ、新たに使用する際は3~4日、部分的に試しに使用され、刺激感などの問題がないことを確認してくださいね。
6.肌あれがひどい時は、肌のバリアー機能が壊れているので、化粧品自体が刺激になることがあります。無理せず、早めに皮膚科を受診しましょう。

Posted by yoshiko at
10:32