2008年04月28日
しみを防ぐ生活

1.一年中きちんと日焼け止めを塗りましょう。
普段はSPF20~30以上のものがよいでしょう。
山や海など日差しの強い所に行く場合は、SPF40~50ものを使用し、汗をかいたり2時間以上経過したら塗りなおしましょう。
日焼け止めを過信せず、日傘、帽子なども着用しましょう。

2.ちょっと洗濯物干し、ちょっと外出でもきちんと日焼け止めを塗ってからにしましょう。
3.自分の肌に合わない化粧品を使用することで、炎症性のニキビを作ったり、皮膚炎(かぶれ)を起こしたりすると、皮膚の炎症により、その後色素沈着が起きやすくなります。正しいスキンケアをしましょう。合わない化粧品はもつたいないと思わずに使用するのを中止しましょう。
例えば脂性肌ではオイルクレンジングや、リキッドファンデを使用しないなど。
敏感肌では、植物性、香料入り、紫外線吸収剤入りなどの製品を使用しないなど。
4.ニキビも皮膚炎も治すタイミングがあります。放置していよいよびどくなってから治療するよりも、早めの治療の方が治療期間も少なくて済みますし、炎症後の色素沈着などを起こしにくいものです。
5.日頃のお手入れで、しみを予防する目的で使用するなら、ビタミンC入りの化粧水(ビタミンA,E入りもよい)、アルブチン入り、ルシノール入り、コウジ酸入りなどがよいでしょう。更に積極的にしみを予防するには、ハイドロキノン入りのクリーム、美容液などもよいです。
だだし、ハイドロキノンは人によっては合わないことがありますので、使用上は医師の説明をよく守ってください。

6.しみを予防する目的の内服なら、ビタミンC,Eなどがあります。ただし、バランスのよい食生活で野菜、果物からビタミンを摂取した方が、効率がよいものです。サプリメントを飲んでいるから、食生活はどうでもいいでは、やはりしみを予防することは十分ではありません。
7.すでにできてしまったしみに関しては、医学的に積極的に治療した方が効果的です。
なぜなら、一般の化粧品などに含まれている美白剤はビタミンCなどが中心で、ほとんど積極的にしみをとる効果は期待できないからです。

例えば、Qスイッチレーザーなどのレーザー治療、トレチノイン、ハイドロキノンの外用治療などがあります。

Posted by yoshiko at
23:21
2008年04月21日
紫外線の害について(肌)
紫外線について
そろそろ紫外線が気になる季節になってきました。
紫外線の肌に及ぼす影響には以下のようなものがあります。
1.しみ(老人性色素斑、雀卵斑、肝斑など)
2.しわ(深いしわ)
3.日光皮膚炎(いわゆるひどい日焼けのこと)
4.光線過敏性皮膚炎
5.慢性光線性皮膚炎
6.その他
1~2は紫外線対策がおろそかだと、年齢と共に次第に顕著になってきます。
3は日焼け止めを塗らずに急激に日焼けすると水ぶくれなどが生じ、やけどに似た状態になることです。
4は遺伝的な要素のもの、食品や薬剤内服し日光をあびることでおこすもの、外用するもの(化粧水、香水、場合によっては日焼け止めなど)を塗り、日光をあびることでおこすものなどがあります。
5は中年の男性に多くみられ、日光が当たる部位に繰り返し治りにくい湿疹が生じ、赤ら顔、皮膚の肥厚などを起こしてくるものです。
治療:
1.いずれも日光を浴びたことが原因となるので、まずは紫外線対策が必要です。特に4,5は徹底的な遮光が重要です。
肌の弱い、かぶれやすい方はノンケミカル(紫外線吸収剤を含まない)日焼け止めをしっかり塗った上に、帽子、日傘など肌より遠くで紫外線をブロックしましょう。SPFは普通の生活では20~30レベルで良いのですが、2時間ぐらいしか持たないので汗をかいたりした時などは必ず塗りなおしましょう。4,5に関してはもっと徹底的な管理が必要です。
2.その上で、1にはレーザー、美白剤などの外用治療(ハイドロキノン、トレチノインなど)、2はボトックス、コラーゲン、ヒアルロン酸などの注入、美容外科的な手術、3~5に対しては皮膚科外用治療、内服治療となります。
そろそろ紫外線が気になる季節になってきました。
紫外線の肌に及ぼす影響には以下のようなものがあります。
1.しみ(老人性色素斑、雀卵斑、肝斑など)
2.しわ(深いしわ)
3.日光皮膚炎(いわゆるひどい日焼けのこと)
4.光線過敏性皮膚炎
5.慢性光線性皮膚炎
6.その他
1~2は紫外線対策がおろそかだと、年齢と共に次第に顕著になってきます。
3は日焼け止めを塗らずに急激に日焼けすると水ぶくれなどが生じ、やけどに似た状態になることです。
4は遺伝的な要素のもの、食品や薬剤内服し日光をあびることでおこすもの、外用するもの(化粧水、香水、場合によっては日焼け止めなど)を塗り、日光をあびることでおこすものなどがあります。
5は中年の男性に多くみられ、日光が当たる部位に繰り返し治りにくい湿疹が生じ、赤ら顔、皮膚の肥厚などを起こしてくるものです。

1.いずれも日光を浴びたことが原因となるので、まずは紫外線対策が必要です。特に4,5は徹底的な遮光が重要です。
肌の弱い、かぶれやすい方はノンケミカル(紫外線吸収剤を含まない)日焼け止めをしっかり塗った上に、帽子、日傘など肌より遠くで紫外線をブロックしましょう。SPFは普通の生活では20~30レベルで良いのですが、2時間ぐらいしか持たないので汗をかいたりした時などは必ず塗りなおしましょう。4,5に関してはもっと徹底的な管理が必要です。
2.その上で、1にはレーザー、美白剤などの外用治療(ハイドロキノン、トレチノインなど)、2はボトックス、コラーゲン、ヒアルロン酸などの注入、美容外科的な手術、3~5に対しては皮膚科外用治療、内服治療となります。
Posted by yoshiko at
10:53
2008年04月12日
炭酸ガスレーザー治療
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)で治療可能な腫瘍、疾患は以下のとおりです。
1.ほくろ(大きさ、濃さ、部位により適応が異なります)
2.老人性イボ(脂漏性角化症)
3.スキンタッグ(頸などにできる小さな加齢性のイボ)
4.老人性血管腫(小さなもの)
5.尋常性イボ(顔、頸、膝などにできたもの、ウイルス性)
6.汗管腫
7.脾粒腫
8.老人性脂腺増殖症
9.軟線維腫(茎の細いもの)
10.黄色腫(まぶたの黄色の腫瘍)
11.炎症性ニキビの圧出
12.その他











1.ほくろ(大きさ、濃さ、部位により適応が異なります)
2.老人性イボ(脂漏性角化症)
3.スキンタッグ(頸などにできる小さな加齢性のイボ)
4.老人性血管腫(小さなもの)
5.尋常性イボ(顔、頸、膝などにできたもの、ウイルス性)
6.汗管腫
7.脾粒腫
8.老人性脂腺増殖症
9.軟線維腫(茎の細いもの)
10.黄色腫(まぶたの黄色の腫瘍)
11.炎症性ニキビの圧出
12.その他

Posted by yoshiko at
00:08
2008年04月01日
足のほくろ
今日は足のほくろ(色素性病変)についてお話します。
足の裏の色素性病変は悪いものの可能性があるから気をつけよ!とよく言われます。
良性のほくろ
悪性の病変(悪性黒色腫など)

次の点に注意して足の裏のほくろを観察してください。
1.形がいびつでないか。
2.色合い(色素)にむらがないか。
3.急に大きくなっていないか。
4.出血などしていないか。
5.皮膚のしわが乱れていないか。
6.ほくろの周りが赤くなっていないか。
7.表面がふくらんでいないか。
以上のような兆候がある場合と7mm以上の大きいほくろの場合は皮膚科を受診しましょう。
また、よくわからない、気にかかり心配であるなどの場合も、案じているより皮膚科で診てもらって下さいね
。
皮膚科では拡大鏡、ダーモスコピーなどで病変を拡大して観察し、切除した方がよいものかなどの判断をします。
足の裏の色素性病変は悪いものの可能性があるから気をつけよ!とよく言われます。
良性のほくろ
悪性の病変(悪性黒色腫など)
次の点に注意して足の裏のほくろを観察してください。
1.形がいびつでないか。
2.色合い(色素)にむらがないか。
3.急に大きくなっていないか。
4.出血などしていないか。
5.皮膚のしわが乱れていないか。
6.ほくろの周りが赤くなっていないか。
7.表面がふくらんでいないか。
以上のような兆候がある場合と7mm以上の大きいほくろの場合は皮膚科を受診しましょう。
また、よくわからない、気にかかり心配であるなどの場合も、案じているより皮膚科で診てもらって下さいね

皮膚科では拡大鏡、ダーモスコピーなどで病変を拡大して観察し、切除した方がよいものかなどの判断をします。
Posted by yoshiko at
22:07