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2009年05月16日

虫による皮膚炎のいろいろ

 今年もこの時期次第に暑くなり、虫さされなどがちらほら見られる様になってきました 例えばチャドクガ皮膚炎です。茶やツバキ、さざんかの木の剪定などの後に、とてもかゆみのある赤い丘疹がぱらぱらと出現したら疑わしいです。
 これ以外にも皮膚炎を起こす虫と皮膚炎の状況を紹介します。
頭シラミ、衣シラミ、毛シラミ:頭や下着、陰毛に付着し、かゆみをもたらします。頭シラミは幼稚園、学校などで集団発生することがあります。


icon76治療:スミスリンパウダー、シャンプーなどの使用、毛を短くそるのが望ましいです。
チャドクガ:上記のとおり


icon76治療:ステロイドの外用
:かゆみを伴う皮疹、掻くと膨疹化します。反応には個人差があります。

icon76治療:ステロイドの外用
ブユ:軽い痛みの後にかゆみが出現します。

アブ:激しい痛みの後にかゆみが出現します。

icon76治療:ステロイドの外用
アオバアリガタハネカクシ:虫の体液がつき線状に赤く腫れ、軽いかゆみを伴います。

icon76治療:ステロイドの外用
ダニマダニの場合、皮膚に吸着するので、病院できちんと切除し、テトラサイクリンの内服を行います。

 ヒゼンダニの場合は疥癬と呼ばれ、体幹部に夜間激しいかゆみを伴う皮疹ができ、手、指に疥癬トンネルをつくることがあります。治療はイベルメクチン内服などがあります。


  


Posted by yoshiko at 22:03