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2009年05月28日

皮膚の化膿

 この季節は湿度が高まり汗をかきやすくなるので、化膿しやすくなります。icon67
 皮膚の感染、化膿を伴う病変の代表的なものには以下のものがあります。
 化膿は放置しておくと炎症が周囲にも広がりひどくなることがあります。早めに病院で治療を受けましょう。
 また、炎症を起こしている時の入浴や運動は控えましょう。炎症が尚更ひどくなります。
1.尋常性ざ瘡、膿疱性ざ瘡

 にきびは白ニキビ、赤ニキビとあります。赤ニキビは炎症を伴っており、ひどくなると嚢腫(膿疱)に発展し、ニキビ後の赤みや瘢痕などを残しやすくなります。ひどくなる前に適切な治療を行いましょう。
icon76治療内容物の圧出、外用、抗生物質の内服イオン導入(炎症を落ちつけ、ニキビ痕を残しにくくします。)、オバジニューダームシステムなどの総合的な治療(ニキビを改善するのみならず、ニキビ痕である色素沈着、浅い陥凹変形、くすみなどに効果的です。)
2.アテローム(粉瘤) 

 顔面、体幹など様々な部位にできる腫瘍です。腫瘍の中心に小さな穴があることが多く、放置すると炎症を起こし(痛み、腫れ)、内容物が自潰してくさい臭いを発します。
icon76治療炎症をおこしていない場合は手術(腫瘍を袋ごと摘出)が根治にいたります。しかし、炎症を起こしている場合は、炎症が周囲にも広がっているため十分に切除できないことが多いため、皮膚を小切開し排膿します。加えて、抗生物質の内服などを行います。
3.毛包炎 
 頭部(頭髪)や顎部(ひげ)などに毛の周囲に炎症をともない小膿疱ができます。
icon76治療抗生物質の内服、内容物の圧出
4.せつ、よう 

 いわいるおできの状態をさします。
icon76治療切開し排膿します。抗生物質の内服も行います。
5.陥入爪

 足の爪が側方の皮膚に食い込み、痛みを伴います。足に合っていない靴などが原因でおきます。放置しておくと、炎症が起き赤く腫れ膿などを伴い出します。
icon76治療:炎症を起こしていない状態ならば、爪を少し伸ばしで弾性ワイヤーを入れるなどの施術などを行います。炎症を起こしている場合は、食い込んだ爪の一部を切除し、抗生物質の内服を行います。
6.瘭疽(指の化膿)

 爪周囲のささくれを取ってしまったり、指に小さな傷があったり、長時間の水仕事などが原因で、細菌感染を起こし指が赤く腫れます。
icon76治療膿の部分を小切開し、排膿洗浄します。抗生物質の内服も行います。
7.足白癬の悪化からくる蜂か織炎 

 足の水虫を放置しひどくなると一部の傷から炎症を起こし、足から次第に下腿の方にまで炎症が広がり、痛み、腫脹、熱感を伴いだします。
<icon76strong>治療:日頃から水虫だと放置せずに、きちんと根気強く治療をしましょう。上記のような状態になった場合は、早急に病院で治療を受けましょう。抗生剤の内服、ひどい場合は抗生剤の点滴、下肢安静を徹底します。蜂か織炎がおさまったところで、白癬(水虫)の治療をおこないます。
8.その他
 
  


Posted by yoshiko at 11:12