2008年05月13日

かぶれを治すコツ

今日はかぶれをきちんと治すコツについてお話します。
かぶれを治すコツ
かぶれを治すコツかぶれを治すコツ

1.原因をなるべくつきとめ、その刺激、接触をやめましょう。
原因が続く限り、湿疹はなかなか治りません。
原因には、湿疹が出来ている部位につけているもの(化粧品、香水、医薬品など)、接触するもの(腕時計、革靴、衣類、ストッキングなど)、気付かないうちにかかっているもの(シャンプー、リンス、毛染め、プールの塩素など)、洋服などについていたもの(洗剤、ドライクリーニングの溶剤など)が挙げれます。
数え上げたらきりがないくらいです。意外なものが原因の事もありますので、まずは疑って考えてみてください
2.塗り薬を塗ることは誰でも考えつくことですが、まず大事なのはこれ以上かぶれを悪化させないように、皮膚を安静に保ち、刺激から守ってあげることです。
つまり、石鹸や洗浄剤(洗顔剤)をかぶれている所に使用しないことのみならず水やお湯も傷んだ肌には悪さをしますのでなるべくワセリンやビニールの手袋などで保護してから、水やお湯を扱いましょう。
洗顔、歯磨き、洗濯、炊事、手洗い、入浴、洗髪など水やお湯にさらされて、かぶれが悪化する状況は沢山あります。
めんどくさがらないでください。治りを早めるためのカギを握っている部分です。
3.上記を守った上で、適切な外用薬を使用しましょう。
自己判断で外用をすると良くありません。最寄の皮膚科で処方された薬を、使用上の注意(使用回数、使用部位など)を良く守って使用してください。また、医師の指示を守って必要な時に診察を受けられ、自己判断でステロイドの外用を続けたり、まったく違う部位に使用したりされないようにしてください。間違った使用をされていると、外用薬による副作用(酒さ様皮膚炎など)を起こすこともあります。
1~2週間しても治りが悪い場合は、もう一度診せましょう。
icon76かぶれは始めが肝心です。こじらせないうちに早めに治しましょう。face02



Posted by yoshiko at 22:11