2008年06月09日

毛虫皮膚炎（チャドクガ）


今日のお話は皮膚科のお話、毛虫皮膚炎です。

今年もこの皮膚炎の季節（6月、8～9月）がやってきました。この皮膚炎は、チャドクガの幼虫の毛が皮膚に付着することで生じます。
毛虫の幼虫は、お茶、山茶花、つばきの木の葉の裏などに集団でいます。
毛虫皮膚炎（チャドクガ）
例えば、樹木の剪定作業、屋外に干した洗濯物などによりおきます。
icon76症状：強いかゆみを伴った赤い丘疹が、全身に、あるいは部分に集まってできます。
毛虫皮膚炎（チャドクガ）
icon76治療：
皮膚科を受診しましょう。ステロイドの外用、かゆみが強い場合は抗ヒスタミン剤などの内服をします。



Posted by yoshiko at 14:31
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この記事へのコメント
息子が子どもの時、これでしょうね
　首から背中にかけて、大変なことになりました。
　今の季節になると、思い出します。
Posted by アランカ at 2008年06月09日 15:46
すみません。　教えてください。

季節外れ？かわかりませんが、まさにチャドクガにやられた後が・・・
すでに皮膚科に行き2日目出された薬は以下のとおり
■飲み薬・・・・・アレジオン錠20（一日一錠）
■塗薬・・・・・ロコイドクリーム
　　　　　　　 リンデリン　　　2種類

心配しているのは、日に日に色々なところに移っているような気がします。
ちょっと痒いな・・・と思ってかくとそこがまたただれます。
最初は首・肩でしたが一日で足（太ももの裏）、やや顔にも・・・
かくとこかくとこ同じような症状がつるような気がしますが
チャドクガのさされた後は移るのでしょうか？また他人へも移ったりするのでしょうか？

心配でなりません、教えていただけませんでしょうか？
Posted by Ｓｈｉｎ at 2008年11月02日 21:56
Shinさんへ

　チャドクガにさされるのではなく、毛虫の毛（毒をもっている）が知らない間に皮膚に付着しておこるものです。

　さされたあと移ることはないのですが、洋服などについていた場合、再び触れるとなることがあります。
　他人にはうつりません。
　悪化しているようなら、もう一度かかられた病院に診てもらわれるのがよいでしょう。毛虫皮膚炎でない場合もありますので。

　　　　　　　柴田佳子クリニック　柴田より
Posted by yoshikoyoshiko at 2008年11月06日 16:36
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