2008年07月23日

水虫がうつらない対策

 この時期水虫で悩んでいる方も多いと思います。自分が水虫になった場合、家族にうつしてしまわないか心配だったり、逆に、家族に水虫の人がいてうつされないか心配している方も多いでしょう。
 今日は、そんな方々に、水虫をうつさない、うつされないためのアドバイスをしましょうface02
水虫がうつらない対策
水虫がうつらない対策
水虫がうつらない対策
1.1日1回は足の裏、足のゆびの間を丁寧に洗いましょう。
 靴を脱ぐ環境では、誰にでも白癬菌がつく可能性があります。ストッキングや薄手の靴下を履いていても白癬菌は足の皮膚についてしまいます。
 白癬菌が付着することを恐れるよりも、ついてしまった白癬菌が皮膚の角層内に侵入する前に洗い流してしまいましょう。
 icon76ここで注意!。丁寧に洗うと言ってもゴシゴシ洗っては逆効果です。なぜなら、足に小さな傷がつくとそこから白癬菌をもらいやすいからです。軽石やナイロンタオルの使用はやめた方が無難です。石鹸などで軽く洗いましょう。
 皆さんも、飲食店、プール、ジム、温泉、病院などに行って靴を脱いだ場合は、その日の内に足を洗いましょう
2.むれにくい靴を履きましょう。
 湿度が高いほど、白癬菌は角層に侵入しやすいことがわかっています。ビニール靴などの通気性の悪い靴は履かないようにしましょう。サンダルや下駄などが良いでしょう
 また、一日はいた靴は汗でしめっていますので、同じ靴を毎日履くことはやめ、異なる靴をローテーションしながら履き回しましょう。使用した靴は、風通しのよいところで陰干ししましょう。
3.家族に水虫の方がいる場合は、まめに床を掃除しましょう。
 白癬菌が一番いるバスマットは共有しないようにし、患者のバスマットはまめに洗濯しましょう。
 床にも白癬菌が付着していますので、掃除機をかけ、しっかり絞った雑巾で拭くなどもよいでしょう。
4.履物を共有しないようにしましょう。
 スリッパ、靴は人のものは履かないようにしましょう。
5.水虫を持っている家族にきちんと治療をしてもらいましょう。
 家族で励ましあって是非根治しましょう。
それには、自己判断するのではなく、あやしい方は皮膚科で白癬菌がいるか顕微鏡でみてもらい、きちんとした外用治療ほかをおこないましょう。
 




Posted by yoshiko at 00:03