2009年03月07日

化粧品選びの注意点

 icon99化粧品は肌を整えたり、女性を美しく見せる点で魅力的なものです。しかしながら、選び方を間違え肌に合わない化粧品を使用し続けたり、不必要な成分を補いすぎると、かえってニキビや炎症後の色素沈着などを引き起こし、肌状態を悪くしてしまいます肌は人それぞれ状態がちがうものです。また、同じ方でも季節により肌状況は変化します。宣伝や口コミなどに惑わされず、必要最小限の化粧品を正しく賢く選びましょう。今日はその際にヒントとなることをお話します。
化粧品選びの注意点

1.自分の肌質に合った必要最小限の化粧品を選びましょう。
 脂性肌の方不必要な油分が肌にとっては大敵です。オイルクレンジング、クリーム、リキッドファンデーションなどを使用し続けるとニキビなどの原因となることがあります。メークはノンコメドジェニックタイプのものを最小限選びましょう。
 敏感肌、かぶれやすい肌の方は化粧品の成分のどれかにかぶれてしまうことがあります。成分が多い化粧品は控えましょう。なるべく少ない成分でできている化粧品を、5日間ほど頸やこめかみなどでテスト使用をして、問題がなければ使用してみましょう。また、化粧品の種類も控え目にしましょう。
2.無添加、天然、植物性などの文句におどらされないようにしましょう。
 化粧品は全くの無添加で製造することは不可能です。また、天然、植物由来の物質にかぶれることはよくあります。よって、これらの言葉は聞こえは良いのですが、化粧品選びの上ではあまり意味をなしません。
 代わりにノンケミカルタイプ(紫外線吸収剤不使用)、無香料などの表示は皮膚が弱い方には選ぶポイントとなります。
3.長い間使用している化粧品でもかぶれを起こすことがあります。
  毎日使用している化粧品でも、成分に感作されるとついにいよいよ合わなくなります。ムズムズ感、かゆみがある、しみるなどの違和感がある場合には使用を中止しましょう。
4.新しい製品を使用する場合は試供品などで5日間ほどテスト使用をし、使用を開始することをお勧めします。
 特に肌の弱い方、かぶれやすい方、アレルギー体質の方は注意してください。
5.季節により、同じ方でも肌状態は変わります。
 乾燥しやすい冬と、汗をかく夏などでは大いに異なります。自分の肌状態をよく観察し、その時に合った必要最小限の化粧品を使用するようにしましょう。
 夏場乾燥していないにもかかわらず、保湿力の高いクリームを使用する必要はありません。
 かといって、季節により化粧品を買い替える必要はなく、足りない部分をプラスしたり、十分すぎる部分をマイナスしたりの程度が良いかとおもわれます。(冬場乾燥するところにクリームや乳液をプラスする、夏場は化粧水のみにするなど)
6.古い化粧品は思い切って捨てましょう。
7.かぶれやすい肌の方のために製品を研究開発しているメーカーもありますので、説明をよく聞き、テスト使用を行い、必要最小限に使用するのも良いでしょう。
 ただし、製品が合う合わないは個人差がありますので、過信せず、必ずテスト使用などで確認しましょう。face01



Posted by yoshiko at 00:01
この記事へのコメント
こんにちは。

黒豚コラーゲンプルーナの三浦と申します。

ご指摘の通りだと思います。

特に二番目の点は、消費者の方にはなかなか正しく理解していただけない点ですね。

化粧品を販売する側の人間として、いろいろなコンフリクトもありますが、ご指摘のような問題が起こらないように、せめて正直な情報を提供して、消費者の方に、納得して判断していただきたいと思って経営しています。

これからも、よろしくお願い申し上げます。
Posted by 三浦織江三浦織江 at 2009年03月24日 21:51