2010年01月06日

冬場の乾燥対策(スキンケア)

 今日は冬場の乾燥対策についてお話します。
 冬場は湿度の低下、暖房、長風呂などでとかく乾燥しがちです。乾燥を放置していると、次第に乾燥が進行し、皮膚炎になることがあります。早めの対策を行いましょう。
 また、湿疹になってしまった場合は自己判断せずに早めに皮膚科を受診しましょう。
乾燥対策

1.洗いすぎないようにしましょう。
 乾燥している部分には石鹸、洗顔剤、ボディソープなどを使用しないようにしましょう。
2.保護をしましょう。
 濡らす前にワセリンなどで保護をしましょう。手の乾燥がひどい場合は、ワセリンを外用した後ビニールの手袋などで保護した上で、炊事、洗濯、入浴(手を濡らす作業)などを行うと良いでしょう。
 頭皮の場合は洗髪30分~1時間ぐらい前にオリーブオイル、ツバキ油などを頭皮に塗っておくと効果的です。洗髪前には軽くブラッシングしましょう。
3.保湿をしましょう。
冬場の乾燥対策(スキンケア)
 ヒルドイドソフト、ヒルドイドローション、パスタロン20ソフト、セラミドクリームなどの保湿剤で保湿しましょう。洗ったり濡らした後、すぐに保湿が効果的です。
 手足の乾燥で湿疹化していない場合は、保湿剤を外用後サランラップなどで密封ししばらく置くのも良いでしょう。(ただし、顔にはしないでください。)
冬場の乾燥対策(スキンケア)
4.乾燥がひどい時には入浴を控えましょう。
入浴により皮脂膜がさらにとれてしまいます。湯船につからないのみならず、シャワーなども控え目にしましょう。もちろん石鹸の使用は控えましょう。入浴後はすぐに保湿剤を外用しましょう。
冬場の乾燥対策(スキンケア)
5.暖房は控えめに。
 暖房により更に乾燥が進行します。加湿器などを使用し、湿度が極端に低下しないように気をつけましょう。
6.湿疹化した場合は早めに治療を受けましょう。
 予防するのが一番ですが、湿疹まで進行してしまった場合は、早めに皮膚科を受診して治療してくださいね。
冬場の乾燥対策(スキンケア)



Posted by yoshiko at 10:44