2009年12月14日
目元の小じわケアクリーム
今日は最近発売になったエラスチダームアイクリームのお話をします。

エラスチダームアイクリームは1日2回の使用で、目元の小じわの改善に効果的なクリームです。保湿剤ではありません。
前
後
バイミネラルコンプレックス(銅、亜鉛、マロン酸)が含まれており効果を発揮します。
バイミネラルコンプレックスには、下記の効果があります。
肌の弾力性の回復
コラーゲンの再生
エラスチンの再生
以上の効果により、エラスチンを補充し、コラーゲンを再生させ、目元の小じわや皺の数を減らします。
エラスチダームアイクリームは1日2回の使用で、目元の小じわの改善に効果的なクリームです。保湿剤ではありません。
バイミネラルコンプレックス(銅、亜鉛、マロン酸)が含まれており効果を発揮します。

肌の弾力性の回復
コラーゲンの再生
エラスチンの再生
以上の効果により、エラスチンを補充し、コラーゲンを再生させ、目元の小じわや皺の数を減らします。

Posted by yoshiko at
10:48
2009年12月09日
ニキビ治療最近の傾向(ディフェリンゲルの効果など)
今日はニキビ治療の最近の傾向についてお話します。
ニキビの程度別にお話しましょう。
1.非炎症性ニキビ(白、黒ニキビ)→ディフェリンゲル外用、面ぽう圧出
昨年10月頃に発売になったディフェリンゲルが効果的です。加えてニキビ出しを行うとよいでしょう。

ディフェリンゲル ミニ知識
炎症を伴わないニキビに特に効果的な外用薬です。
レチノイド(トレチノイン)とは異なる化学構造を有する物質ですが、レチノイン酸受容体に結合し、毛包上皮細胞の角化異常を改善することでコメドを減らし、ひいては炎症性ニキビも改善します。
副作用ではないのですが、乾燥感、皮向け、皮膚の赤味が生じることがあります。この季節、暖房などで乾燥しているので特に感じる方が多いようです。保湿系の化粧水などを使用したり、使用量を控え目にするとよいのですが、かゆみがあったり、乾燥がひどい場合には早めに医師に相談しましょう。
2.炎症性ニキビ(赤ニキビ)→抗生物質内服、抗菌剤およびディフェリンゲルの外用、ニキビ出しほか
このタイプのニキビには、従来の抗菌剤(ダラシンTゲル、ローション、アクアチムクリーム、ローション)に加えディフェリンゲルの外用を併用することが効果的です。

また、炎症が強い場合には、抗生剤の内服(ミノマイシン、ルリッド、クラリシッドなど)を行います。漢方薬では、排膿散及湯などがあります。
3.膿疱性ニキビ(ひどく膿んでいる場合)→抗生物質内服、切開排膿、肥厚性瘢痕化した場合にはケナコルト局注
このタイプの場合はまず抗生物質の内服を行います。改善傾向がみられない場合に切開排膿を行います。
炎症が長引くと瘢痕化することがあります。(陥凹したり肥厚したりします。)
肥厚性瘢痕化した場合は、ケナコルトの局所注射を行うのが効果的です。
4.その他
補助的内服治療:ビタミンB2、B6、ハイチオールに加え、ビタミンCの内服を行うことがあります。
漢方薬内服治療:清上防風湯、荊芥連翹湯などを内服します。
イオン導入:ビタミンC誘導体やアミノ酸をイオン化して導入し、皮脂の分泌を抑制したり、ニキビの炎症を早く沈静化させ、ニキビ後の色素沈着を起こしにくくします。
ケミカルピーリング:ピーリング剤を塗布し、化学的にピーリングします。非炎症性ニキビ、毛穴の詰まりやニキビ後の軽い陥凹変形などに効果的です。
トレチノイン治療:ディフェリンゲルより皮膚のターンオーバーを早める作用が強く、外用により赤味や皮むけなどが生じます。副作用ではありません。皮脂の分泌を調節し、ディフェリンゲルと同様に毛穴の角化異常を改善しニキビを減らします。ニキビの炎症やニキビ後の色素沈着を改善するのに効果的です。特にニキビ後の色素沈着にはハイドロキノンなどの外用と合わせて使用すると(オバジニューダームシステムなど)、更に効果的です。
治療前
治療後

ニキビの程度別にお話しましょう。
1.非炎症性ニキビ(白、黒ニキビ)→ディフェリンゲル外用、面ぽう圧出
昨年10月頃に発売になったディフェリンゲルが効果的です。加えてニキビ出しを行うとよいでしょう。


炎症を伴わないニキビに特に効果的な外用薬です。
レチノイド(トレチノイン)とは異なる化学構造を有する物質ですが、レチノイン酸受容体に結合し、毛包上皮細胞の角化異常を改善することでコメドを減らし、ひいては炎症性ニキビも改善します。
副作用ではないのですが、乾燥感、皮向け、皮膚の赤味が生じることがあります。この季節、暖房などで乾燥しているので特に感じる方が多いようです。保湿系の化粧水などを使用したり、使用量を控え目にするとよいのですが、かゆみがあったり、乾燥がひどい場合には早めに医師に相談しましょう。
2.炎症性ニキビ(赤ニキビ)→抗生物質内服、抗菌剤およびディフェリンゲルの外用、ニキビ出しほか
このタイプのニキビには、従来の抗菌剤(ダラシンTゲル、ローション、アクアチムクリーム、ローション)に加えディフェリンゲルの外用を併用することが効果的です。
また、炎症が強い場合には、抗生剤の内服(ミノマイシン、ルリッド、クラリシッドなど)を行います。漢方薬では、排膿散及湯などがあります。
3.膿疱性ニキビ(ひどく膿んでいる場合)→抗生物質内服、切開排膿、肥厚性瘢痕化した場合にはケナコルト局注
このタイプの場合はまず抗生物質の内服を行います。改善傾向がみられない場合に切開排膿を行います。
炎症が長引くと瘢痕化することがあります。(陥凹したり肥厚したりします。)
肥厚性瘢痕化した場合は、ケナコルトの局所注射を行うのが効果的です。
4.その他
補助的内服治療:ビタミンB2、B6、ハイチオールに加え、ビタミンCの内服を行うことがあります。
漢方薬内服治療:清上防風湯、荊芥連翹湯などを内服します。




Posted by yoshiko at
21:08