2019年12月30日
冬はシミ治療に最適な時期
しみ治療に最適な時期となりました。
しみにはいくつかの種類があります。
よく見かけるしみと治療を紹介します。
肝斑:両頬に左右対称にみられます。
治療はトランサミンの内服に加え、ハイドロキノンの外用など(トレチノインを加えることもある)です。
老人性色素斑:日光による影響で生じ、茶色いしみで厚みがないものを言います。
治療はQスイッチレーザー、レーザー後の治療としてはトレチノイン、ハイドロキノン治療などがあります。
脂漏性角化症:いわゆる正常皮膚色~褐色の厚みのあるシミのことです。
治療は炭酸ガスレーザーで焼灼します。レーザー後の治療としてはトレチノイン、ハイドロキノン治療などがあります。
雀卵班(そばかす):日光などにより増えます。両頬を中心に細かい小さな褐色のしみが多数みられます。
治療はQスイッチレーザー、トレチノイン、ハイドロキノン治療などがあります。
遅発性太田母斑:そばかすよりやや大きめの灰褐色の斑点状のしみです。こめかみや下眼瞼内側部など局面を呈することもあります。
治療はQスイッチレーザー治療です。効果がみられるまでに1年以上かかります。レーザー後の治療としてはトレチノイン、ハイドロキノン治療などを行います。
炎症後色素沈着:熱傷後、外傷後など炎症を起こしたあとのしみを言います。
治療は、まずトレチノイン、ハイドロキノンなどの外用治療に加え、ビタミンCなどの内服を行います。
実際にはいろいろなシミが混在していることが多いですので、診察をしてそれぞれのしみの状態に合わせた治療計画を立てます。

しみにはいくつかの種類があります。
よく見かけるしみと治療を紹介します。
肝斑:両頬に左右対称にみられます。

老人性色素斑:日光による影響で生じ、茶色いしみで厚みがないものを言います。

脂漏性角化症:いわゆる正常皮膚色~褐色の厚みのあるシミのことです。

雀卵班(そばかす):日光などにより増えます。両頬を中心に細かい小さな褐色のしみが多数みられます。

遅発性太田母斑:そばかすよりやや大きめの灰褐色の斑点状のしみです。こめかみや下眼瞼内側部など局面を呈することもあります。

炎症後色素沈着:熱傷後、外傷後など炎症を起こしたあとのしみを言います。

実際にはいろいろなシミが混在していることが多いですので、診察をしてそれぞれのしみの状態に合わせた治療計画を立てます。
Posted by yoshiko at 23:25