2010年03月16日
新スタートアドバイス(化粧、ピアス、しみ、にきび他)
4月は大学に入学したり、就職したりなど新しいスタートをきる時期です。スタートにあたりいろいろと気になることがある方もおられると思います。また、新生活をはじめるとストレスなどでいろいろな肌トラブルも生じやすくなります。
今日はそのような方に治療の時期も含めアドバイスをしたいと思います。
1.化粧を始める方
基礎化粧を含め、自分肌質を考えて必要最小限の化粧を心がけましょう。
にきび肌の方はオイル系を使用しないようにしてくださいね。(特にオイルクレンジングはにきびを悪化させます)
乾燥肌、アレルギー肌の方は、洗浄力の強い洗顔、ダブル洗顔は控えましょう。
肌に異常が生じた場合は使用を中止して、早めに皮膚科を受診しましょう。
2.ピアスを開けたい方

ピアッシングは病院でしてもらいましょう。ピアッシング後は最低1カ月ファーストピアスをはずすことができません。また、セカンドピアスはメッキなどのものは使用しないようにしましょう。(18金、チタン製、プラスチック製などが好ましいです。)
ピアスの調子が悪い場合は、いろいろな原因がありますので、早めに病院で診てもらいましょう。
3.しみを改善したい方

しみの治療の時期としては日差しの強い真夏は避けた方が賢明です。
しみにはいろいろな種類があります。しみの種類によっても治療内容が異なりますので、気になる方は形成外科、美容皮膚科の診察を受けられ、治療計画をたてて治療を行うことをお勧めします。
また、レーザーなどの治療後はレーザー後のケアが重要です。これをおこたるとよい結果を得ることができません。2週間~1カ月後ぐらいがレーザー後の色素沈着を起こしやすい時期です。起こした場合は、再レーザーするのではなく、しみの外用治療などを行います。
4.腫瘍(ほくろを含め)とりたい方

ほくろの治療に関しては、炭酸ガスレーザーで焼灼切除する方法と、手術で確実に切除する方法があります。ほくろの大きさ、色合いにより治療方法を選択します。いずれの治療を選択しても治療後の赤みが引くまでに約半年かかります。
ほくろ以外のできものには皮膚の腫瘍と皮下の腫瘍があります。皮膚科、形成外科を受診され、治療を受けましょう。
5.にきび、にきび痕を改善したい方

にきび治療には内服、外用に加えて、にきび出し(圧出)、イオン導入、ピーリング、トレチノイン治療など様々な治療があります。
にきび、にきび痕の程度、生活スタイルなどに合わせて医師と相談して治療を行いましょう。また、オイル系を使用しないなどのスキンケアも重要です。
今日はそのような方に治療の時期も含めアドバイスをしたいと思います。

1.化粧を始める方
基礎化粧を含め、自分肌質を考えて必要最小限の化粧を心がけましょう。



2.ピアスを開けたい方


3.しみを改善したい方
しみの治療の時期としては日差しの強い真夏は避けた方が賢明です。

また、レーザーなどの治療後はレーザー後のケアが重要です。これをおこたるとよい結果を得ることができません。2週間~1カ月後ぐらいがレーザー後の色素沈着を起こしやすい時期です。起こした場合は、再レーザーするのではなく、しみの外用治療などを行います。
4.腫瘍(ほくろを含め)とりたい方


5.にきび、にきび痕を改善したい方

にきび、にきび痕の程度、生活スタイルなどに合わせて医師と相談して治療を行いましょう。また、オイル系を使用しないなどのスキンケアも重要です。
Posted by yoshiko at
22:01
2010年03月03日
花粉症の時期をのりきる肌対策
1月下旬から4、5月頃は、すぎやひのき、ハンノキなどの花粉により、鼻汁、眼のかゆみに加え、肌の乾燥、皮膚炎に悩まされる時期です。特に、花粉の付着しやすい上眼瞼、下眼瞼、頬部、頸部にかゆみ、赤みや皮むけなどを生じます。



すぎ
ひのき
はんのき
1.この時期に湿疹が出現した場合、早めに皮膚科を受診して必要ならばアレルギーの検査を受けましょう。
→かぶれによる皮膚炎もありますが、根底にアレルギー性の皮膚炎がある場合がありますので、問診により必要ならば検査を行います。
2.肌の負担をさけるために、化粧品の使用を控えましょう。
→基礎化粧、メークの刺激が肌を一層痛めてしまいます。
3.洗顔は軽めにし、洗顔料の使用は控えましょう。
→洗顔料により更に皮脂膜がとれてしまい、ますます皮膚に付着した花粉が皮膚に侵入しやすくなり、皮膚炎が悪化します。
4.入浴、サウナ、激しい運動、水泳、ホットヨガなどは控えましょう。
→汗をかいたり、温まる、顔を濡らすことが更に皮膚炎を悪化させます。
5.適切な外用、内服を行いましょう。
→自己判断せず、まずは皮膚科で指示を受けましょう。
ワセリン(プロペト、白色ワセリンなど)による皮膚の保護、短期間のステロイドの外用、プロトピック軟膏の外用などに加え、抗ヒスタミン剤の内服などを行います。

すぎ
ひのき
はんのき
1.この時期に湿疹が出現した場合、早めに皮膚科を受診して必要ならばアレルギーの検査を受けましょう。
→かぶれによる皮膚炎もありますが、根底にアレルギー性の皮膚炎がある場合がありますので、問診により必要ならば検査を行います。
2.肌の負担をさけるために、化粧品の使用を控えましょう。
→基礎化粧、メークの刺激が肌を一層痛めてしまいます。
3.洗顔は軽めにし、洗顔料の使用は控えましょう。
→洗顔料により更に皮脂膜がとれてしまい、ますます皮膚に付着した花粉が皮膚に侵入しやすくなり、皮膚炎が悪化します。
4.入浴、サウナ、激しい運動、水泳、ホットヨガなどは控えましょう。
→汗をかいたり、温まる、顔を濡らすことが更に皮膚炎を悪化させます。
5.適切な外用、内服を行いましょう。
→自己判断せず、まずは皮膚科で指示を受けましょう。
ワセリン(プロペト、白色ワセリンなど)による皮膚の保護、短期間のステロイドの外用、プロトピック軟膏の外用などに加え、抗ヒスタミン剤の内服などを行います。
Posted by yoshiko at
23:20