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2008年02月19日

にきびの外用薬

今日はにきびの治療薬(塗り薬)についてお話します。face01
外用薬は大きく分けて3つの作用があります。
1.毛穴の角質の詰まりを改善するもの(毛穴の角化異常の改善)
イオウ製剤、トレチノイン、アダパレン(日本ではまだ発売されていません)など
2.ニキビ桿菌(アクネ菌)に抗菌作用のあるもの
ダラシンTゲル、ダラシンローション
アクアチムクリーム、アクアチムローションなど
3.皮脂の分泌を減らし、皮膚のターンオーバーを早めるもの(ニキビ後色素沈着改善、浅い陥凹変形の改善効果
トレチノイン
 icon76イオウ製剤やトレチノインは使用中皮膚が乾燥します。特に、トレチノインはニキビ改善効果、ニキビ痕の改善効果が高いのですが、赤味、皮向け、乾燥などがおきますので、医師の説明を十分受け使用しましょう。
 icon76ダラシンTゲルはアクアチムクリームより、アクネ菌に対する抗菌力が強力です。
いずれも炎症性のニキビに効果があり、白ニキビには効果があまりありません。
 これらの抗菌薬は、抗生物質などに合わない方の場合、皮膚炎などをおこすこともありますので、合わない場合は医師に相談しましょう。自分に合った外用薬を使用しましょう。
 ローション製剤はアルコールが含まれているので、脂性肌には良いのですが、乾燥ニキビ肌の方の場合乾燥したりしますので、ゲルやクリーム製剤の方が良いでしょう。また、アルコールにかぶれる方はローションは使用しないでください。
 icon75ニキビは早めの治療が肝心です。ニキビ痕を残さないためにも、早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けて下さいね。icon12
  


Posted by yoshiko at 20:55