スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年11月18日

皮膚の乾燥、皮脂欠乏性湿疹

 この時期に多いのが、皮膚の乾燥からくるかゆみや赤味などの皮膚炎症状です。
特に、血行の悪い四肢(下腿、腕)などによく見られます。

気温や湿度の急激な低下、年齢からくる皮脂分泌の低下、入浴習慣(長風呂、熱風呂、ゴシゴシ洗い、過度の洗浄剤の使用など)などにより、更に悪化します。
対策としては
1.入浴の回数を減らす。乾燥のひどい時は入浴しない。
icon76入浴の度に皮脂がとれ、余計乾燥していまいます。
皮脂分泌の少ないもともと乾燥肌の方、中高年の方は、この時期毎日入浴する必要はありません。
2.熱いお湯、長風呂は避ける。
icon76お湯は水より皮脂をとってしまいます。
長風呂は皮膚が長時間お湯につかるので皮膚のバリアを痛めてしまいます。
3.洗浄力のマイルドな石鹸などをよく泡立てて、汗をかく腋や陰部、足の裏などのみをポイントで洗う。
icon76ボディーソープ、石鹸には界面活性剤が入っていますので、皮膚のバリアをなる皮脂を落としてしまいます。
軽く流すだけで汗などの皮膚の汚れはとれますので、あかなどと思いこんで自分の皮膚の皮脂膜、角質などを落としてしまわないようにしましょう。
4.やさしく洗いましょう
icon76手が一番ソフトでよいです。どうしてもタオルを使用したい場合は手ぬぐいなどがよいでしょう。ナイロンタオルなどは使用しないようにしましょう。
5.入浴後は早めに保湿をしましょう。
icon76入浴後は皮膚からどんどん水分が蒸発してしまいます。入浴後30分がタイムリミットです。髪を乾かすよりも先に保湿(低刺激のクリームやローション、ワセリン、オリーブオイルなど)をしましょう。
6.炬燵やホットカーペットなどを長く使用しない。
7.かゆみを促す様なパンティストッキングなどの合成素材、チクチクするウールの素材などの使用を控えましょう。
8.湿疹化してしまっている時は早めに皮膚科を受診しましょう。


icon76いよいよ皮膚のバリアが壊れてしまっている場合は、適切な治療をしないと細菌感染を起こしたり、なかなか治らずあとになってしまったりします。(色素沈着、結節性痒疹など)早目に皮膚科を受診し、スキンケアのアドバイスや外用、内服などの治療を受けられてくださいね。
  


Posted by yoshiko at 11:32